AuthPoint ライセンスについて
適用対象: AuthPoint 多要素認証、AuthPoint Total Identity Security
AuthPoint は、以下の製品を含む多要素認証サービスです。
AuthPoint 多要素認証
AuthPoint 多要素認証は、アイデンティティや資産、アカウント、情報を不正アクセスから保護するために必要なセキュリティを提供します。AuthPoint では、ユーザーは、保護されたリソースにログインする際に認証を行う必要があります。
AuthPoint Total Identity Security
AuthPoint Total Identity Security により、アイデンティティ、資産、アカウント、情報を不正アクセスから保護するために必要となるセキュリティが提供されます。これは、エンドユーザー認証情報のダーク Web の監視を使用して、AuthPoint 多要素認証の機能を拡張します。
Service Provider は AuthPoint 多要素認証と AuthPoint Total Identity Security ライセンスの両方をアクティブ化して、インベントリにユーザーを追加することができます。Subscriber アカウントは、1 つの AuthPoint 製品 (多要素認証または Total Identity Security) しか使用できません。
ライセンスの種類
AuthPoint は、ユーザーごとにライセンスが付与されるセキュリティ サービスです。
以下の 3 つの種類のライセンスがあります。
期間ライセンス
期間ライセンスではユーザー数と期間 (ターム) が設定されています。たとえば、3 年後に有効期限が切れるユーザー 100 人分のライセンスを購入することができます。ライセンスは有効期限の翌日の 00 UTC (協定世界時) に期限切れとなります。
サブスクリプション ライセンス
サブスクリプション ライセンスの場合は、自分自身と管理対象アカウントに割り当て制限なしでユーザーを追加することができます。管理しているアカウントに制限を設定することが可能です。サブスクリプション ライセンスの場合は、割り当てられているユーザーの数に基づいて、WatchGuard から毎月請求書が発行されます。詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud のサブスクリプション ライセンスについて。
トライアル ライセンス
WatchGuard Cloud の Service Provider アカウントと Subscriber アカウントで製品トライアルを利用することができます。トライアル ライセンスの有効期限は 30 日間ですが、1 回限り後 30 日間更新することが可能です。詳細については、次を参照してください:トライアルを延長する – Service Provider。
NFR ライセンス (Service Provider のみ)
NFR (転売不可) ライセンスでは、ユーザーの数が設定されており、通常は 3 年間の有効期限が付いています。NFR ライセンスを利用できるのは、Service Provider のみです。
Support Center の WatchGuard Web サイトで AuthPoint 期間ライセンスをアクティブ化して管理できます。Support Center から、AuthPoint ライセンス ページで、アカウントでアクティブ化された AuthPoint ライセンスを確認できます。ライセンスの名前をクリックすると、ライセンスの詳細および履歴を確認できます。
WatchGuard Cloud Subscriber アカウントに許可される AuthPoint ライセンスは 1 件のみです。Subscriber アカウントが Support Center で新しいライセンス キーをアクティブ化すると、現在のアクティブ AuthPoint ライセンスを変更するのに使用されます。新しいライセンスを使ってユーザーを追加したり、ライセンス有効期限を延長したりすることができます。
WatchGuard Cloud Service Provider のライセンス件数に制限はありません。Service Provider が新しいライセンス キーをアクティブ化すると、それを使って有効なライセンスを変更したり、別に新しいライセンスを追加したりできます。WatchGuard Cloud で Service Provider のインベントリにライセンス上のユーザーが追加されますが、ライセンスの有効期限は別にトラッキングされます。
期間ライセンスのアクティブ化
AuthPoint ユーザーを購入すると、WatchGuard ウェブサイトをアクティブ化するためのライセンス キーが付与されます。
AuthPoint ライセンス キーをアクティブ化すると、そのライセンスの対象であるユーザーが AuthPoint アカウントに追加されます。以下を持っている場合 Service Provider アカウントを持っている場合、ユーザーは代わりに WatchGuard Cloud のあなたのインベントリに追加されます。インベントリから、ユーザーを管理対象アカウントまたはあなた自身のアカウントに割り当てることができます。詳細については、Service Provider の WatchGuard Cloud を参照してください。
有効な AuthPoint Trial に登録している Subscriber の場合、最初のライセンスをアクティブ化するとトライアル ライセンスが置換されます。トライアルが終了すると、新しいライセンスが即座にアクティブ化されます。新しいライセンスはトライアル ライセンスの名前を継承します。
AuthPoint ライセンスがアクティブ化されると、追加の AuthPoint ライセンス キーをアクティブ化するオプションがいくつかあります。アクティブ化プロセス中に、次のことができます:
- ユーザーをライセンスに追加する
- ライセンスを延長する
- 新しいライセンスを追加する (Service Provider のみ)
ユーザーを追加したりライセンスを延長したりすると、新規ライセンスがアクティブな AuthPoint ライセンスとマージされて、2 つのライセンスの 期間が統合されます。ライセンス期間が統合されると、新しい有効期限が更新済みのユーザー数とアクティブ化したライセンスの期間に基づいて計算されます。
AuthPoint ライセンスアクティブ化の方法については、次を参照してください:AuthPoint ライセンスをアクティブ化する。
ライセンスの更新およびアップグレード
ライセンスを更新する、または既存のライセンスを変更するには、新規ライセンスを購入してアクティブ化します。新規ライセンスをアクティブ化する際に、ユーザーを追加するか、現在のライセンスを延長するかを選択します。アクティブなライセンスにユーザーを追加する、またはこれを延長すると、新規ライセンスがアクティブなライセンスとマージされて、2 つのライセンスの期間が統合されます。
ライセンス期間の統合とは、期間ライセンスを統合またはマージして、更新日を同期化することです。ライセンス期間が統合されると、更新済みのユーザー数とアクティブ化されたライセンスの期間に基づいて、新しい有効期限が計算されます。ユーザーを追加すると、購入したユーザーの数が現在のインベントリに追加されます。たとえば、50 人のユーザーを所有していて、100 人のユーザーの期間ライセンスを購入した場合は、新規ライセンスをアクティブ化した後の最終的なユーザーの数は 150 人となります。
アクティブなサブスクリプション ライセンスがある場合に、期間ライセンスを更新すると、サブスクリプションの使用数が自動的に減少するため、期間ライセンスの数を超過したユーザー分のみがサブスクリプション ユーザーとして課金されます。
ライセンスを延長すると、現在と同じユーザー数を購入した場合、ライセンスがもう 1 期間延長されます (1 年または 3 年)。現在のインベントリよりも多くのユーザーを購入した場合は、ライセンスを購入したユーザー数に応じてインベントリが直ちに更新されます。
ユーザー数を減らして更新するには、必要なユーザー数を購入して、ライセンス キーをアクティブ化する際に ライセンスを延長する を選択します。
AuthPoint 多要素認証から AuthPoint Total Identity Security にアップグレードするには、多要素認証ライセンスの代わりに Total Identity Security ライセンスを購入します。アクティベーション プロセスは同じです。
ユーザー数を減らしてライセンスを更新する場合は、有効期限直前に更新することが勧められます。有効期限前にライセンス キーをアクティブ化すると、ライセンス数が直ちに減少します。これにより、管理対象アカウントで使用できるユーザー数が制限され、アカウントのライセンス割り当てが超過する可能性があります。
アクティブなサブスクリプション ライセンスがある場合に、期間ライセンスを更新またはアップグレードすると、サブスクリプションの使用数が自動的に更新され、期間ライセンスの数を超過したユーザー分のみがサブスクリプション ユーザーとして課金されます。