適用対象： WatchGuard Full Encryption。
WatchGuard Full Encryption ダッシュボードには、暗号化がサポートされているコンピュータの概要、現在のステータス、および適用されている認証の種類が表示されます。ユーザー インターフェイスには、管理対象コンピュータに関する情報が表示されるタイルが複数含まれています。
Full Encryption ダッシュボードを開くには、以下の手順を実行します。
- WatchGuard Cloud で、監視 > Endpoint の順に選択します。
- ステータス > Full Encryption の順に選択します。
ページが開いて、管理対象コンピュータのグループが表示されます。グループの詳細を表示するには、タイルをクリックします。
Full Encryption ダッシュボードには、以下のタイルが含まれています。
暗号化のステータス
暗号化のステータス タイルには、Full Encryption をサポートしているコンピュータと、その暗号化ステータスが表示されます。
タイルの領域をクリックすると、そのステータスを持つコンピュータでフィルタリングされた、暗号化のステータス リストが開きます。ステータスごとに、互換性のあるコンピュータの数と割合が表示されます。
コンピュータに適用できる暗号化ステータスは以下のとおりです。
- 有効 — Full Encryption がインストールされているコンピュータ。コンピュータが暗号化されるように設定が割り当てられており、暗号化またはインストール エラーの報告はありません。
- 無効— Full Encryption がインストールされているコンピュータ。コンピュータが暗号化されないように設定が割り当てられており、暗号化またはインストール エラーの報告は発行されません。
- エラー — 暗号化または復号化の設定で指定されているアクションを実行することができないコンピュータ。
- インストール エラー — 必要に応じて BitLocker をダウンロードしてインストールできないコンピュータ。
- ライセンスなし — Full Encryption との互換性があるコンピュータで、ラインセンスが割り当てられていないコンピュータ。
- 情報なし — 最近ライセンスが割り当てられたコンピュータで、そのステータスがサーバーに報告されいないコンピュータ、または WatchGuard Endpoint Agentの有効期限が切れているコンピュータ。
円の中心にある数字は、Full Encryption と互換性のあるコンピュータの総数です。
暗号化をサポートするコンピュータ
暗号化をサポートするコンピュータ タイルには、暗号化技術をサポートしているコンピュータが、種類別にグループ化されて表示されています。暗号化をサポートしているデバイスは緑色、そうでないデバイスは赤色で示されています。
暗号化されているコンピュータ
Encrypted Computers タイルには、Full Encryption をサポートするコンピュータの暗号化のステータスが表示されます。
コンピュータに適用できる暗号化ステータスは以下のとおりです。
- 不明 — ディスクが、Full Encryption でサポートされていない認証方法を使用して暗号化されています。
- 暗号化されていないディスク — ユーザーと Full Encryption のどちらも、ディスクを暗号化していません。
- 暗号化されているディスク — Full Encryption によってすべてのディスクが暗号化されています。
- 暗号化中 — 現時点で少なくとも 1 つのディスクで暗号化プロセスが進行しています。
- 暗号化を解除中 — 現時点で少なくとも 1 つのディスクで復号化プロセスが進行しています。
- ユーザーが暗号化 — ユーザーが一部またはすべてのディスクを暗号化しています。
- ユーザーが暗号化 (一部) — ユーザーが一部またはすべてのディスクを暗号化しています。残りは、Full Encryption によって暗号化または復号化されています。
- 暗号化 (一部) — 少なくとも 1 つのディスクが、Full Encryption によって暗号化されています。残りのディスクは、暗号化されていません。
Full Encryption では、暗号化された管理対象コンピュータ ドライブごとに一意の回復キーが保存されます。Full Encryption ダッシュボードでキーを取得するには、回復キー検索 をクリックします。詳細については、次を参照してください：Full Encryption で回復キーを管理する。
適用されている認証方法
適用されている認証方法タイルには、暗号化されているコンピュータと使用された暗号化の種類が表示されます。
コンピュータに適用できる認証方法は以下のとおりです。
- 不明 — Full Encryption で、ユーザーが選択した認証方法がサポートされていません。
- セキュリティ プロセッサ (TPM) — コンピュータで Trusted Platform Module (TPM) チップを使用して認証が行われます。
- セキュリティ プロセッサ (TPM) およびパスワード — コンピュータの起動時に、TPM と PIN またはパスワードによる認証が行われます。
- パスワード — コンピュータの起動時に、PIN またはパスワードによる認証が求められます。(Windows コンピュータのみです)
- USB ドライブ — コンピュータの起動時に、USB キーによる認証が行われます。(Windows コンピュータのみです)
- 未暗号化 — コンピュータに、暗号化されているディスクはありません。