AuthPoint 通知ルールを構成する

適用対象: AuthPoint 多要素認証、AuthPoint Total Identity Security

WatchGuard Cloud では、通知ルールを構成して、拒否されたプッシュ通知や LDAP 同期などの AuthPoint イベントに関するアラートを生成し、通知メールを送信することができます。

ルール ページで、アカウントで作成されているすべてのルールを確認することができます。既定では、いくつかの事前定義されたルールがすでに存在しています。既定のルールを編集して、名前、説明、および送信方法を変更することができます。配信方法として電子メールを選択した場合、アラートの頻度を変更することもできます。削除できない既定のシステム ルールがいくつかあります。

Screen shot of WatchGuard Cloud Notifications page, Rules

AuthPoint の通知の種類

WatchGuard Cloud の各通知ルールは、アラートを発生させるルールの原因となるアクションやイベントを指定する通知の種類を使用します。

既定のシステム通知ルール

WatchGuard Cloud には、以下の AuthPoint 通知の種類に対する既定のシステム通知ルールが含まれています。

AuthPoint 証明書がまもなく期限切れとなります

AuthPoint 証明書の有効期限が近づくとアラートを生成します。詳細については、次を参照してください:証明書管理

顧客のゲートウェイは接続されています

ネットワーク上にインストールされた Gateway が利用可能な場合にアラートを生成します。

顧客のゲートウェイが接続されていません

ネットワーク上にインストールされた Gateway が利用可能ではない場合にアラートを生成します。

ユーザーの割り当て超過

AuthPoint アカウントが割り当て超過で、アカウントのライセンス数を超えるユーザーが存在する場合にアラートを生成します。

オプションの通知ルール

以下のオプションの通知の種類でルールを作成することもできます。

拒否されたプッシュ

ユーザーがプッシュ通知を拒否した場合にアラートを生成します。

LDAP 同期が完了しました

AuthPoint ユーザーの LDAP 同期が完了するとアラートを生成します。

継承されたユーザー アクセス

ユーザー継承要求が受諾または拒否されるとアラートを生成します。

ダーク Web の監視要求が承認されました

ドメインを監視するための認証要求が受諾されるとアラートを生成します。

ダーク Web の監視要求が拒否されました

ドメインを監視するための認証要求が拒否されるとアラートを生成します。

ダーク Web の監視ドメインが取り消されました

監視対象ドメインが削除されたときにアラートを生成します。

ダーク Web の監視メールが取り消されました

認証要求の電子メールが削除された場合にアラートを生成します。

AuthPoint の通知ルールを追加する

管理ユーザーのロールに応じて、WatchGuard Cloud で表示および実行できる内容が異なります。この機能を表示または構成するには、ユーザーのロールに 通知ルールを構成する の権限が必要です。詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud 管理ユーザーとロールを管理する

新規の通知ルールを追加するには、WatchGuard Cloud で以下の手順を実行します。

  1. 管理 > 通知 の順に選択します。
  2. ルール タブを選択します。

Screen shot of WatchGuard Cloud Notifications page, Add Rule

  1. ルールを追加する をクリックします。
  2. ルールを追加する ページの 名前 テキスト ボックスに、ルールを特定できる名前を入力します。
  3. 通知の送信元 ドロップダウン リストから、AuthPoint を選択します。
  4. 通知の種類 ドロップダウン リストから、このルールに基づきアラートが生成されるアクションまたはイベントを選択します。
  5. (任意) 通知の説明を入力します。
  6. 配信方法 ドロップダウン リストから、次のいずれかのオプションを選択します。
    • なし — ルールに基づき、WatchGuard Cloud のアラート ページに表示されるアラートが生成されます。
    • 電子メール — ルールに基づき、WatchGuard Cloud のアラート ページに表示されるアラートが生成され、指定されている受信者に通知の電子メールが送信されます。
  7. 配信方法に 電子メール を指定した場合:
    1. 頻度 ドロップダウン リストから、ルールに基づき 1 日に送信できる電子メール メッセージの数を構成します。
      • ルールに基づきアラートが生成されるごとに電子メール メッセージが送信されるようにするには、すべてのアラートを送信する を選択します。
      • ルールに基づき送信される電子メール メッセージ数の 1 日の上限を設定するには、最大で送信する を選択します。1 日あたりのアラート数 テキスト ボックスに、このルールに基づき送信される電子メール メッセージの 1 日の最大数を入力します。1 日あたり最大 2 万件のアラート数を設定することができます。
    2. 件名 テキスト ボックスに、このルールに基づきアラートが生成された際に送信される電子メール メッセージの件名を入力します。入力できる最大文字数は 78 文字です。
    3. 受信者 テキスト ボックスに、このルールに基づきアラートが生成された際に送信される電子メール メッセージを受信する各ユーザーの電子メール アドレスを入力します。複数の電子メール アドレスを入力することができます。電子メール アドレスを入力するたびに エンター を押すか、電子メール アドレスをスペース、コンマ、またはセミコロンで区切ります。

    Screen shot of WatchGuard Cloud, Add Rule page, Recipients section

  8. ルールを追加する をクリックします。

通知ルールを削除するには、削除するルールの行で Screen shot of the Delete icon をクリックします。

アラートの管理方法の詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud アラートを管理する

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