WatchGuard Cloud プラットフォームの通知ルールを構成する
WatchGuard Cloud では、管理ユーザー アカウントの更新やインベントリの割り当てなど、WatchGuard Cloud アカウントにおけるイベントに対しアラートが生成され、電子メール通知が送信されるように通知ルールを構成することができます。
ルール ページで、アカウントで作成されているすべてのルールを確認することができます。既定では、いくつかの事前定義されたルールがすでに存在しています。既定のルールを編集して、名前、説明、および送信方法を変更することができます。配信方法として電子メールを選択した場合、アラートの頻度を変更することもできます。削除できない既定のシステム ルールがいくつかあります。
WatchGuard Cloud プラットフォームの通知の種類
WatchGuard Cloud の各通知ルールは、アラートを発生させるルールの原因となるアクションやイベントを指定する通知の種類を使用します。
既定のシステム通知ルール
WatchGuard Cloud には、以下の通知の種類に対する既定のシステム通知ルールが含まれています。
アカウントの委任が完了しました
アカウントが正常に委任されたときにアラートを生成します。
アカウントの委任が取り消されました
アカウントの委任が取り消されたときにアラートを生成します。
インベントリの期限切れ
インベントリが期限切れになったときにアラートを生成します。
インベントリの有効期限に関する警告
在庫期限切れの 45、30、15、および 7 日前にアラートを生成します。
インベントリに関する警告
インベントリ ステータスが予期せず変更されたときにアラートを生成します。
サポート アクセスが有効化されました
アカウントでサポート アクセスが有効化されたときにアラートを生成します。
サポート アクセスが取り消されました
アカウントでサポート アクセスが取り消されたときにアラートを生成します。
ユーザーとグループのインポートに失敗しました
WatchGuard Cloud アカウントでユーザーとグループのディレクトリとドメイン サービスへのインポートに失敗した場合にアラートを生成します。
ユーザーとグループのインポートに成功しました
WatchGuard Cloud アカウントでユーザーとグループがディレクトリとドメイン サービスに正常にインポートされた場合にアラートを生成します。
オプションの通知ルール
以下のオプションの通知の種類でルールを作成することもできます。
管理ユーザーを追加する
新規の管理ユーザーがアカウントに追加されたときにアラートを生成します。
管理ユーザーを編集する
アカウントで管理ユーザーが編集されたときにアラートを生成します。
アカウントを削除する
アカウントから管理対象アカウントが削除されたときにアラートを生成します。
割り当て
デバイス、ユーザー、または Endpoint がアカウントに割り当てられたときにアラートを生成します。
インベントリが追加されました
ライセンスがアクティブ化され、アカウントに追加されたときにアラートを生成します。
インベントリが削除されました
アカウントからライセンスが削除されたときにアラートを生成します。
プラットフォーム イベントの通知ルールを追加する
管理ユーザーのロールに応じて、WatchGuard Cloud で表示および実行できる内容が異なります。この機能を表示または構成するには、ユーザーのロールに 通知ルールを構成する の権限が必要です。詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud 管理ユーザーとロールを管理する。
新規の通知ルールを追加するには、WatchGuard Cloud で以下の手順を実行します。
- 管理 > 通知 の順に選択します。
- ルール タブを選択します。
- ルールを追加する をクリックします。
- ルールを追加する ページの 名前 テキスト ボックスに、ルールを特定できる名前を入力します。
- 通知の送信元 ドロップダウン リストから、WatchGuard Cloud を選択します。
- 通知の種類 ドロップダウン リストから、このルールに基づきアラートが生成されるアクションまたはイベントを選択します。
- (任意) 通知の説明を入力します。
- 配信方法 ドロップダウン リストから、次のいずれかのオプションを選択します。
- なし — ルールに基づき、WatchGuard Cloud のアラート ページに表示されるアラートが生成されます。
- 電子メール — ルールに基づき、WatchGuard Cloud のアラート ページに表示されるアラートが生成され、指定されている受信者に通知の電子メールが送信されます。
- 配信方法に 電子メール を指定した場合:
- 頻度 ドロップダウン リストから、ルールに基づき 1 日に送信できる電子メール メッセージの数を構成します。
- ルールに基づきアラートが生成されるごとに電子メール メッセージが送信されるようにするには、すべてのアラートを送信する を選択します。
- ルールに基づき送信される電子メール メッセージ数の 1 日の上限を設定するには、最大で送信する を選択します。1 日あたりのアラート数 テキスト ボックスに、このルールに基づき送信される電子メール メッセージの 1 日の最大数を入力します。1 日あたり最大 2 万件のアラート数を設定することができます。
- 件名 テキスト ボックスに、このルールに基づきアラートが生成された際に送信される電子メール メッセージの件名を入力します。入力できる最大文字数は 78 文字です。
- 受信者 テキスト ボックスに、このルールに基づきアラートが生成された際に送信される電子メール メッセージを受信する各ユーザーの電子メール アドレスを入力します。複数の電子メール アドレスを入力することができます。電子メール アドレスを入力するたびに エンター を押すか、電子メール アドレスをスペース、コンマ、またはセミコロンで区切ります。
- 頻度 ドロップダウン リストから、ルールに基づき 1 日に送信できる電子メール メッセージの数を構成します。
- ルールを追加する をクリックします。
通知ルールを削除するには、削除するルールの行で
をクリックします。
アラートの管理方法の詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud アラートを管理する。