アカウントを委任する
アカウント管理に支援が必要な場合は、アカウントを Service Provider に委任することができます。アカウントを委任する場合は、セキュリティ サービスの構成と管理をサポートしてくれる Service Provider を見つけて連絡し、アカウントへのアクセス権を付与します。Subscriber アカウントに WatchGuard.com ログインがある場合は、アカウントへのアクセスを許可した Service Provider は製品のトライアルやインベントリも管理することができます。
管理ユーザーのロールに応じて、WatchGuard Cloud で表示および実行できる内容が異なります。この機能を表示または構成するには、ユーザーのロールに 委任を管理する 権限が必要です。詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud 管理ユーザーとロールを管理する。
ティア-1 Subscriber アカウントの委任については、次を参照してください:ティア-1 Subscriber の委任されたアカウントのインベントリ管理。
どのような WatchGuard Cloud アカウントでも委任できます。同じクラウド リージョンの Service Provider にしか WatchGuard Cloud アカウントの管理を委任することはできません。アクセス権が取り消されるまで、アカウントの委任が継続します。
アカウント委任の主なユース ケース:
- セキュリティ サービスの構成にサポートが必要な場合
- オフィス不在時など、アカウントを管理できない期間中、管理してくれる人が必要な場合
- セキュリティ サービスを購入してアクティブ化した後、他者にセキュリティ サービスの構成と管理を依頼することを希望する場合
Service Provider アカウントの場合、委任できるのは Subscriber アカウントのみです。お客様が選択した Service Provider は、Subscriber アカウントを管理し、セキュリティ サービスを構成することができます。Subscriber アカウントに WatchGuard.com ログインがある場合は、Service Provider はインベントリも管理することができます。Service Provider は、お客様のカスタマー アカウントやお客様がアクティブ化したライセンスを管理することはできません。
Service Provider を探す
アカウントを委任するには、まずアカウントを代理で管理してくれる Service Provider を見つけて連絡する必要があります。https://watchguardsupport.secure.force.com/PartnerFinder/ で、Service Provider を探してください。
Service Provider を検索して連絡し、アカウントの委任を依頼します。ビジネス要件、継続的にアカウント管理の支援が必要かどうか、およびアカウントを委任する期間(恒久的か一時的か)を必ず伝えてください。既定では、アクセス権が取り消されるまで、アカウントの委任が継続します。
Service Provider からアカウント委任プロセスを開始するための検証コードが送信されます。
アカウントへのアクセスを許可する
お客様が Service Provider に連絡して、Service Provider がアカウントを管理する業務を受け付けると、Service Provider から、アカウント委任プロセスを開始するための検証コードが送信されます。この検証コードを使用して、アカウントへのアクセス許可の要求を確認して、承認または拒否します。
アカウントへのアクセスを許可して、アカウントを委任するには、以下の手順を実行します。
- WatchGuard Cloud にログインします。
Service Provider アカウントをお持ちの場合は、アカウント マネージャー で マイ アカウント を選択し、Subscriber アカウントを閲覧します。 - 管理 > 管理アクセス の順に選択します。
管理アクセス ページが開きます。 - 管理アクセス ページの 検証コード テキスト ボックスに、Service Provider から送信された検証コードを貼り付けるか、入力します。
- 送信 をクリックします。
- 要求詳細を確認します。アクセスを許可する をクリックして、アカウントへのアクセス許可の要求を承認するか、キャンセル をクリックします。キャンセルしても、アクセス許可の要求を後で確認して承認することができます。検証コードの有効期間は 14 日です。
アカウントへのアクセスを許可すると、アカウントが Service Provider に委任されます。これで、Service Provider がお客様のアカウントを管理して、セキュリティ サービスを構成できるようになります。WatchGuard.com ログインがある場合は、アカウントへのアクセスを許可した Service Provider はインベントリも管理することができます。
Service Provider アカウントの場合は、アカウントを委任した Service Provider は、そのアカウントの管理とセキュリティ サービスの構成以外は行うことができません。Service Provider がお客様のインベントリやカスタマー アカウントを管理することはできません。
アカウントへのアクセス権を取り消す
既定では、アクセス権が取り消されるまで、アカウントの委任が継続します。Service Provider がお客様のアカウントへのアクセス権を自ら削除することもできます。
アカウントがティア-1 Subscriber アカウントで、そのアカウントにインベントリ (デバイスやサービスなど) が割り当てられている場合は、Service Provider アカウントからアクセス権を取り消すことはできません。委任された Service Provider アカウントは、最初にアカウントからすべてのインベントリを割り当て解除する必要があります。
アカウント内のデバイスが、委任された Service Provider アカウントから継承されたテンプレートに登録している場合、そのアカウントから委任アクセス権を取り消すことはできません。
Service Provider のアカウントへのアクセス権を取り消すには、以下の手順を実行します。
- WatchGuard Cloud にログインします。
Service Provider アカウントをお持ちの場合は、アカウント マネージャー で マイ アカウント をクリックし、Subscriber アカウントを閲覧します。 - 管理 > 管理アクセス の順に選択します。
管理アクセス ページが開きます。 - 管理アクセス ページで、アクセス権を取り消す をクリックします。
- アクセス権を取り消す ダイアログ ボックスで アクセス権を取り消す をクリックします。