Endpoint Security のインストールとエラー 58

適用対象: WatchGuard Advanced EPDR。, WatchGuard EPDR。, WatchGuard EDR。

Endpoint Security では、アンインストール済みのサードパーティ製ウイルス対策プログラムがまだインストールされているという誤報告が表示される可能性があります。これは、プログラムのレジストリ エントリがコンピュータのレジストリに残っているためです。この場合は、以下のエラーが表示される可能性があります。

Error in server communication (Error 58). (サーバー通信でエラーが発生しました (エラー 58)。)

この問題が発生する理由は、Endpoint Security でサードパーティのプログラムがインストールされていると想定され、存在しないプログラムのアンインストーラの実行が試みられるためです。

本トピックでは、エラーが発生し得る状況およびそのエラーによって WatchGuard エージェントのインストールが停止される理由についてご説明します。

WatchGuard エージェントでインストーラ URL を開く試みが行われた際にエラー 58 が発生する

WatchGuard エージェントのインストール プロセスにおいて、サードパーティ製ウイルス対策製品のアンインストーラをダウンロードしてインストールするための URL を開く試みが実行された場合に、エラー 58 が発生する可能性があります。

このエラーでは、サードパーティ製ウイルス対策製品の残存物がデバイスに残っていることが示されます。WatchGuard エージェント インストーラによってサードパーティ製ウイルス対策製品のアンインストーラが呼び出された際に、アンインストーラが存在しない、またはそれが破損している状況です。この問題を解決するには、汎用のサードパーティ製ウイルス対策アンインストーラを使用して、サードパーティ製ウイルス対策製品の残存物を削除します。

問題が解決しない場合は、次を参照してください:通信を確認するおよび データを収集する (本トピックの上記のセクションに記載)。

WatchGuard エージェントが署名ファイル URL を開こうとした際にエラー 58 が発生する

WatchGuard エージェントのインストール プロセスが、URL から署名ファイルを開こうとした場合に、エラー 58 が発生する可能性があります。例:

  • https://gateway.aether.usa.pandasecurity.com
  • http://corporate.updates.pandasecurity.com

この種類のエラーは、特定の時間帯における接続の問題、または WatchGuard エージェントのインストール プロセスですべてのノードの署名の複製にかかる時間に関連している可能性があります。この種類のエラーが発生した場合は、約 20 分待ってから、再試行 をクリックします。ほとんどの場合、再試行により問題が解決します。

問題が解決しない場合は、次を参照してください:通信を確認するおよび データを収集する (本トピックの上記のセクションに記載)。

通信を確認する

WatchGuard エージェントのインストールの問題を解決できない場合は、接続を確認して、サポートによる問題のトラブルシューティングに有用となる情報を収集してください。

  1. Endpoint Security 製品へのアクセスを確認します。詳細については、次を参照してください:Endpoint Security に必要なドメインと URL
  2. 証明書の確認ツールを使用して、Endpoint Security 製品に必要なルート証明書と認証機関 (CA) 証明書の中で不足している証明書を取得し、インストールします。詳細については、次を参照してください:PSInfo の証明書の確認

データを収集する

Endpoint Security 製品で検出されないサードパーティ製品のアンインストールに関するサポートを受ける場合は、PSInfo ツールを使用して、サポートによる問題のトラブルシューティングに有用となる診断ログを生成して提供してください。詳細については、次を参照してください:PSInfo の使用を開始する

サポートに連絡する前に、WatchGuard Cloud アカウントへの サポート アクセス を有効化してください。