コンピュータに接続された USB ドライブにバックアップ イメージを保存する

バックアップ イメージは、管理コンピュータに接続されている USB ドライブまたは記憶デバイスに保存することができます。同じ USB ドライブに複数のデバイスの構成ファイルを保存されている場合は、その USB ドライブをどのデバイスにでも挿入して、復元することが可能です。

バックアップ イメージを管理コンピュータに接続されている USB ドライブに保存する場合は、USB ドライブで、各デバイスのシリアル番号とフラッシュ イメージの正しいディレクトリを手動で作成する必要があります (それらがまだ存在しない場合)。後からデバイスに USB ドライブを接続して、復元のためにそれを使用する場合は、USB ドライブの正しいディレクトリにバックアップ イメージを保存する必要があります。

開始する前に

USB バックアップと復元機能によって使用される USB ドライブ ディレクトリ構造 を理解することが重要です。バックアップ イメージを適切な場所に保存しないと、USB ドライブをデバイスに挿入する際、デバイスがバックアップ イメージを見つけられません。

バックアップ イメージを保存する

Fireware 12.2.1 以降では、コンピュータに接続されている USB ドライブにバックアップ イメージを保存するには、Firebox に保存されたバックアップ イメージをエクスポートする の手順に従います。

Fireware 12.2 以前では、コンピュータに接続されている USB ドライブにバックアップ イメージを保存するには、バックアップ イメージの作成 (Fireware 12.2 以前) の手順に従います。

ファイルを保存する場所を選択する場合、コンピュータに挿入されている USB ドライブのドライブ レターを選択します。USB ドライブを挿入した際に Firebox が保存されているバックアップ イメージを認識できるようにするには、バックアップ イメージをデバイスのシリアル番号で指定したディレクトリの下にある \flash-images フォルダに保存します。

たとえば、Firebox のシリアル番号が 70A10003C0A3D の場合、バックアップ イメージ ファイルを USB ドライブの次の場所に保存します。

\70A10003C0A3D\flash-images\

自動復元するバックアップ イメージを指定する

デバイスがリカバリ モードにある場合にバックアップ イメージを自動復元したい場合は、USB ドライブからバックアップ イメージを自動的に復元する に説明されているとおり、USB ドライブをデバイスに接続し、自動復元に使用するバックアップ イメージを指定する必要があります。

バックアップ イメージを手動で自動復元ディレクトリまたは USB ドライブに保存すると、自動復元の処理は正しく実行されません。

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