Firebox バックアップ イメージを保存する
バックアップ イメージは、Firebox を以前の状態に復元するために使用できるファイルです。バックアップ イメージは特定のデバイスに固有のもので、以下が含まれます。
- 構成ファイル
- 証明書
- 機能キー
- パスフレーズ
- DHCP リース
- モバイル セキュリティ デバイス情報 (DIM) データベース
- イベント通知の設定
- 顧客ロゴ
- ホットスポット ゲスト構成ファイル
- シリアル番号
- プラットフォームとバージョンの情報
Fireware 12.2 以前に保存されたバックアップ イメージには Fireware OS も含まれています。
バックアップ イメージに管理ユーザー アカウントの IP アドレスおよびパスフレーズの記録を必ず保持してください。バックアップ イメージから Firebox を復元する場合、この情報が必要になります。
Fireware v12.5.2 以降では、WatchGuard Cloud デバイス マネージャーからバックアップを作成することができます。詳細については、WatchGuard Cloud で Firebox バックアップ イメージを管理する を参照してください。
バックアップ イメージを作成し、Firebox (Fireware 12.2.1 以降) に保存する
Fireware 12.2.1 以降では、バックアップ イメージは Firebox に保存され、それには Fireware オペレーティングシステムは含まれせん。
バックアップ イメージは .fxi ファイル形式で保存され、デフォルトのファイル名は <システム名>-<firebox モデル>-backup-<YYYY-MM-DD-HH-mm-SS>-<Fireware OS バージョン>.<build>.fxi となります。
Fireware 12.2 以前のバージョンを実行している Firebox の管理に WatchGuard System Manager 12.2.1 以降を使用している場合は、ファイル > バックアップおよび復元 の順に選択すると、イメージをバックアップおよび復元する ページではなく、12.2 のユーザー インターフェイスが表示されます。Follow the steps in バックアップ イメージの作成 (Fireware 12.2 以前) でこの手順に従います。
ストレージ容量が 512 MB 未満またはストレージ容量の合計の 10% 未満になると、Firebox に新しいバックアップ イメージを保存することができなくなります。使用可能なストレージ容量は Fireware Web UI、イメージをバックアップおよび復元する ページで確認できます。
- システム > イメージをバックアップおよび復元する の順に選択します。
イメージをバックアップおよび復元する ページが表示されます。Firebox に保存されたバックアップ イメージは、Firebox タブに表示されます。
- バックアップ イメージの作成 をクリックします。
バックアップ イメージ名の追加 ダイアログ ボックスが表示されます。
- バックアップ イメージ ファイルの名前を入力します。
- 保存 をクリックします。
バックアップ イメージ ファイルが Firebox に保存されます。
- ファイル > バックアップと復元 の順に選択します。
バックアップと復元 ダイアログ ボックスが表示されます。
- 管理者のパスフレーズを入力します。OK をクリックします。
Firebox に保存されたバックアップ イメージのリストが表示されます。 - 作成 をクリックします。
バックアップ イメージの作成 ダイアログ ボックスが表示されます。
- バックアップ イメージ ファイルの名前を入力します。
- OK をクリックします。
バックアップ イメージ ファイルが Firebox に保存されます。
バックアップ イメージの作成 (Fireware 12.2 以前)
Fireware 12.2 以前では、バックアップ イメージは Firebox 以外の場所に保存され、それには Fireware オペレーティングシステムが含まれます。
バックアップ イメージを保存するには、イメージを保存する前にローカルにイメージを作成できるだけの十分なメモリが Firebox にある必要があります。Firebox のメモリ使用率が高い場合は、バックアップ イメージを保存する前に、Firebox を再起動して一時メモリをクリアする必要がある場合もあります。
Firebox T10、T15、および 2 シリーズのモデルでは、Fireware 12.2 以前でバックアップ イメージを作成して保存する十分なメモリがありません。これらのモデルで Fireware をアップグレードする前に、構成をファイルに保存してください。詳細については、構成ファイルを保存する を参照してください。
- システム > バックアップ イメージ の順に選択します。
バックアップ イメージ ページが表示されます。
- 暗号化キーを入力して確認します。このキーはバックアップ ファイルを暗号化するために使用されます。この暗号化キーをなくしたり忘れたりすると、バックアップ ファイルを復元できなくなります。
- バックアップ をクリックします。
- バックアップ イメージ ファイルを保存する場所を選択してファイル名を入力します。
バックアップ イメージが指定された場所に保存されます。
- ファイル > バックアップ の順に選択します。
バック アップ ダイアログ ボックスが表示されます。
- 管理者のユーザー名 と 管理者のパスフレーズ テキスト ボックスに、デバイス管理者のユーザー アカウントの認証情報を入力します(読み取り/書き込み)。
- 認証サーバー ドロップダウン リストから、指定したユーザー アカウントが所属する認証サーバーを選択します。
- 認証のためにアクティブディレクトリサーバを使用する場合、ドメイン テキスト ボックスに Active Directory Server のドメイン名を入力してください。
- OK をクリックします。
2 つ目のバックアップ ダイアログ ボックスが表示されます。
- 暗号化キーを入力して確認します。このキーはバックアップ ファイルを暗号化するために使用されます。この暗号化キーをなくしたり忘れたりすると、バックアップ ファイルを復元できなくなります。
- 参照 をクリックしてバックアップ ファイルを保存するディレクトリを選択します。
バックアップ ファイルの既定の場所とファイル名は以下の通りです:
C:\Users\Public\Shared WatchGuard\backups\<Firebox IP address>-<date>.<fireware_version>.fxi
- OK をクリックします。