Firebox に保存されたバックアップ イメージをエクスポートする

Fireware 12.2.1 以降では、バックアップ イメージは Firebox に保存されます。別の場所にバックアップ イメージを保存したい場合は、Firebox に保存されたバックアップ イメージをコンピュータ、ネットワーク ロケーションまたはお使いのコンピュータに接続された USB ドライブにエクスポートすることができます。後にバックアップ イメージを復元する必要がある場合は、エクスポートされたバックアップ イメージを同じ Firebox にインポートすることができます。

Firebox を工場出荷時の設定にリセットした場合、すべてのバックアップ イメージはその Firebox から削除されます。Firebox を工場出荷時の設定にリセットする前に、バックアップ イメージをエクスポートしておくことをお勧めします。Firebox をリセットしたいものの、バックアップ イメージを削除したくない場合は、CLI コマンド restore factory-default を、all のパラメータを含めずに使用します。

バックアップ イメージをエクスポートする際には、エクスポートしたイメージを暗号化するのに使用したパスワードを指定する必要があります。Firebox に再びインポートする際にはこのパスワードを指定する必要があります。このパスワードをなくしたり忘れたりすると、バックアップ ファイルをインポートできなくなります。

Policy Manager では、エクスポートされたバックアップ ファイルの規定の保存先は C:\Users\Public\Shared WatchGuard\backups です。Fireware Web UI からバックアップ イメージをエクスポートすると、一部のブラウザは、エクスポートされたファイルを指定された場所ではなく、ダウンロード フォルダーに自動的に保存します。

エクスポートされたバックアップ イメージの名前は、Firebox で元々作成されたバックアップ イメージと同じものです。

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