アクセス ポイント デバイス設定を構成する
適用対象: WatchGuard Cloud の管理対象アクセス ポイント (AP130、AP230W、AP330、AP332CR、AP430CR、AP432)
アクセス ポイント名、説明、タイム ゾーン、NTP サーバー、IP アドレス設定、デバイス LED、VLAN 設定など、アクセス ポイントに固有のデバイス設定を構成することができます。
また、Access Point Site の複数のアクセス ポイントに対して NTP サーバーとデバイス LED を構成することができます。詳細については、次を参照してください:Access Point Site について。
空域の監視、Syslog サーバー、SNMP などの詳細なデバイス設定については、次を参照してください:アクセス ポイント デバイス詳細設定を構成する。
アクセス ポイント デバイス設定を構成するには、WatchGuard Cloud で以下の手順を実行します。
- 構成 > デバイス の順に選択します。
- クラウド管理のアクセス ポイントを選択します。
- デバイス構成 を選択します。
- 設定 タイルで、デバイス設定 を選択します。
以下の設定を構成することができます。
- 名前 — アクセス ポイントの名前。一度も WatchGuard Cloud に接続されていないデバイスの場合は、www.watchguard.com で登録されたときにデバイスに割り当てられた名前がその名称となります。デバイスが接続された後は、デバイスに構成された名前がその名称となります。
- 説明 — WatchGuard Cloud でデバイスを識別する上で有用となるアクセス ポイントの説明。たとえば、「5th Floor Engineering Lab」のように、デバイスの場所や機能を説明として入力することができます。最大長は 128 文字です。
- タイム ゾーン — タイム ゾーン ドロップダウン リストから、このアクセス ポイントのタイム ゾーンを選択します。
- NTP サーバー — NTP (ネットワーク タイム プロトコル) サーバーにより、アクセス ポイントが他のデバイスで使用されている正しい時刻と確実に同期されます。空域の監視において正確なスキャンと検出を実現するには NTP が必要となります。ネットワークで使用可能な場合は、内部 NTP サーバーを指定すること、または信頼性の高い地域の NTP サーバーを指定することが勧められます。
アクセス ポイント ファームウェア バージョン 2.0.28 以降では、冗長性を確保するために最大 3 つの NTP サーバーを追加することができます。 - NTP サーバーを追加する をクリックしてから、NTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
- 既存の NTP サーバーを編集するには、サーバー アドレスをクリックします。
- サーバーの順序を変更するには、サーバーの移動ハンドルをクリックして、リストの上下にドラッグします。
- 既定のサーバーは、0.pool.ntp.org、1.pool.ntp.org、2.pool.ntp.org となります。
- IP アドレス構成 — DHCP IP アドレス を選択して、DHCP サーバーからアクセス ポイントに IP アドレスを割り当てます。
静的 IP アドレス を選択した場合は、ネットワーク IP アドレス、サブネット マスク、Gateway、DNS サーバーを入力します。
この機能を有効化している場合は、アクセス ポイントの IP アドレス設定がキャプティブ ポータルに予約されている IP アドレス範囲と競合しないようにしてください。詳細については、次を参照してください:アクセス ポイントのキャプティブ ポータルを構成する。
- 管理 VLAN を有効化する — このアクセス ポイントへの管理通信にタグ付き VLAN を使用する場合は、管理 VLAN を有効化する チェックボックスを選択します。1 ~ 4094 の中から VLAN ID を選択します。VLAN とワイヤレス ネットワークの詳細については、次を参照してください:アクセス ポイントと VLAN。
- デバイス LED — 追加のセキュリティが必要な場所にデバイスを配備する場合で、アクセス ポイントの LED アクティビティを非表示にする場合は、このオプションを無効化します。LED を無効化した場合は、LED を点滅させて特定のアクセス ポイントを特定することができます。詳細については、次を参照してください:アクセス ポイントの LED の点滅。
- 保存 をクリックします。
- 設定を保存した後に、必ず構成の変更をアクセス ポイントに配備してください。詳細については、次を参照してください:デバイス構成の配備を管理する および アクセス ポイントの配備履歴。