アウトバウンド ネットワーク トラフィックを監視する

適用対象: WatchGuard Advanced Reporting Tool。

攻撃対象領域を最小限に抑え、データ漏洩の発生を回避するには、送信トラフィックが送信される外部ポートを把握することが重要となります。Outbound Network Traffic タブを使用することで、データの送信先 (および受信先) を確認し、データやシステムの侵害の可能性を特定することができます。

Screen shot of Advanced Visualization Tool, ART > Outbound Network Traffic tab

Caution: 重要なポートの送信トラフィックを監視しないと、企業が攻撃に曝される可能性があります。必要ない限りポートを開かず、アクセスが必要な場合はポートを継続的に監視することが勧められます。

管理ユーザーのロールに応じて、WatchGuard Cloud で表示および実行できる内容が異なります。この機能を表示または構成するには、高度なセキュリティ情報にアクセス する権限のあるロールが付与されている必要があります。詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud 管理ユーザーとロールを管理する

アウトバウンド ネットワーク トラフィックの宛先を確認するには、WatchGuard Endpoint Security 管理 UI で以下の手順を実行します。

  1. WatchGuard Cloud で、監視 > Endpoint の順に選択します。
  2. ステータス を選択します。
  3. 左ペインで、Advanced Visualization Tool を選択します。
    新しいブラウザ タブが開きます。
  4. 左ペインで、Advanced Reporting > Data Access Control の順に選択します。
  5. データをフィルタリングする期間を選択します。

Screen shot of Advanced Visualization Tool, date selector

  1. Refresh をクリックします。
    ダッシュボードには、選択されている期間の情報が表示されます。
  2. Outbound Network Traffic タブを選択します。
  3. Data セクションで、Countries with Outbound Connections タイルを確認します。
    このタイルには、ネットワークから国に送信されたデータの量に関する情報が表示されます。グラフには、転送されたデータの絶対量と相対量が表示されます。
  4. Map セクションで、強調表示されている宛先を確認します。
    マップには、最大量のデータが送信された宛先が表示されます。これにより、異常なトラフィックの宛先を特定することができます。

Screen shot of Advanced Visualization Tool, ART > Data Access Control map

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