AuthPoint を監視する
適用対象: AuthPoint 多要素認証、AuthPoint Total Identity Security
WatchGuard Cloud の 監視 セクションでは AuthPoint レポートを見ることができます。AuthPoint レポートの 概要 ページを見るには 監視 > AuthPoint の順に選択します。Service Provider アカウントをお持ちの場合は、管理しているすべてのアカウントのデータが集約された概要ページが表示されます。アカウントを選択すると、そのアカウントのレポート データの概要を表示したり、そのアカウントの特定のレポートを表示したりすることができます。
管理ユーザーのロールに応じて、WatchGuard Cloud で表示および実行できる内容が異なります。この機能を表示または構成するには、ユーザーのロールに AuthPoint 権限が必要です。詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud 管理ユーザーとロールを管理する。
WatchGuard Cloud の監視セクションの AuthPoint 概要 ページは、すべてのレポート タイプの集計データが表示されるダッシュボードです。概要 ページの各タイルには、そのレポート タイプのデータの概要が表示されます。タイルのタイトルをクリックすると、より詳細なレポートが表示されます。
WatchGuard Cloud には AuthPoint の以下のレポート タイプが含まれています:
ユーザー アクティビティ
各アクティブ ユーザーが認証を行った回数、各非アクティブ ユーザーが直近に認証時間、およびブロックされたユーザーがいつ、どのようにブロックされたかを表示する棒グラフ。
認証
各ユーザーの成功および失敗した認証の試行を示す棒グラフ。各試行について、リストには認証日、使用されたトークン、認証方法、およびユーザーが認証した対象のリソースが表示されます。
AuthPoint では、有効な応答がない認証が認証試行の失敗として見なされます。これには間違ったワンタイム パスワード、QR Code 認証での誤った検証コード、無効なプッシュ通知が含まれます。AuthPoint では、拒否されたプッシュ通知は認証試行の失敗とは見なされません。
リソース アクティビティ
各リソースで成功および失敗した認証の試行を示す棒グラフ。各試行について、リストには認証したユーザー、認証日、使用されたトークンおよび認証方法が表示されます。
拒否されたプッシュ通知
ユーザーにより拒否されたプッシュ通知の回数を示す棒グラフ。
アクティベーション アクティビティ
保留中のトークンがあるユーザーの数と、そのトークンの保留期間を表示します。
同期アクティビティ
外部アイデンティティを追加してある場合は、LDAP データベースの同期についての情報を表示します。
レポートを見る
そのレポートを見るには、ナビゲーション メニューからレポート タイプを選択します。レポートを閲覧する際には、データのグラフと追加情報のリストが表示されます。リスト項目の横にある矢印
は、展開して追加情報を表示することができます。
一部のレポート タイプは フィルタ ドロップダウン リストで選択した内容に基づいてフィルタを適用することができます。概して、フィルタはリストに表示されるデータのみに影響します。
- ユーザー アクティビティ レポート タイプは、ユーザー ステータスによってフィルタリングされます (アクティブ、非アクティブまたはブロック)
- 認証 レポート タイプは成功または失敗した認証の試行によりフィルタリングされます
- リソース アクティビティ レポート タイプは成功または失敗した認証の試行によりフィルタリングされます
レポート データを特定の期間に制限するには、
をクリックして日付の範囲を選択します。既定の日付範囲は「今日」で、その時点で選択されている日付範囲が常にカレンダー アイコンの隣に表示されます。