HIPAA コンプライアンス レポート
適用対象: クラウド管理の Firebox, ローカル管理の Firebox
HIPAA レポートには、いくつかの事前定義済みレポートが含まれています。この情報により、ネットワークが米国の HIPAA (医療保険の携行性と責任に関する法律) 標準に準拠していることを確認することができます。
このレポートは、指定された期間内にこのレポートのデータを含むログ メッセージが存在する場合に使用することができます。このレポートの生成に必要なログ メッセージが Firebox から送信されるようになっていることを確認するには、次の手順に従ってください:このレポートのログ記録を有効化する。
このレポートの使用方法
このレポートを使用して、HIPAA 標準への準拠を評価します。詳細については、次を参照してください:HIPAA コンプライアンス レポートについて。
レポートを表示する
このレポートは、WatchGuard Cloud と Dimension で利用することができます。
- WatchGuard Cloud にログインします。
- 監視 > デバイス の順に選択します。
- フォルダまたは特定のデバイスを選択します。
- レポートの日付範囲を選択するには、
をクリックします。
- レポートのリストで、コンプライアンス > HIPAA の順に選択します。
レポートが開きます。
- Firebox または FireCluster のレポートを表示するには、ホーム > デバイス の順に選択します。
デバイス リストが開きます。
Firebox のグループのレポートを表示するには、ホーム > グループ の順に選択します。
グループ リストが開きます。 - Firebox、クラスタ、またはグループの 名前 を選択します。
ツール > エグゼクティブ ダッシュボード ページが開きます。 - レポート タブを選択します。

- カテゴリ > レポート名 の順に選択します。
レポートが開きます。
含まれているレポート
HIPAA レポートには、いくつかの事前定義済みレポートが含まれています。この情報により、ネットワークが HIPAA 標準に準拠していることを確認することができます。
HIPAA レポートには以下のレポートが含まれます。
| レポート名 | 説明 |
|---|---|
| 監査証跡 |
HIPAA に関連する監査されたデバイスの構成変更の詳細レポート 変更を行ったユーザー アカウント、変更点、変更が行われた日時、および変更内容の簡単な説明が含まれます |
| アラーム | HIPAA に関連するデバイス上のアラーム レコードの概要レポート |
| 認証 |
デバイスへの認証に失敗したユーザーの詳細なリスト 以下のユーザーでは認証が失敗する可能性があります:ファイアウォール ユーザー、IPSec VPN ユーザー、IKEv2 VPN ユーザー、SSL VPN ユーザー、管理トンネル ユーザー、BOVPN TLS クライアント、PPTP VPN ユーザー、L2TP VPN ユーザー、管理ユーザー、ホットスポット ユーザー、または Access Portal ユーザー HIPAA に関連する認証失敗のユーザーの種類、ユーザー名、日時と理由が含まれます |
HIPAA 標準の詳細およびこれらのレポートと各標準の関係については、次を参照してください:HIPAA コンプライアンス レポートについて。
このレポートのログ記録を有効化する
このレポートにはいくつかのレポートが含まれています。このレポートに必要なデータを収集するには、Firebox 構成でレポートのログ記録を有効化する必要があります。詳細については、次を参照してください:レポートのログ記録を有効化する場所。
クラウド管理の Firebox のログ記録は自動的に有効化されます。ローカル管理の Firebox の場合は、Fireware Web UI または Policy Manager でログ記録を手動で有効化する必要があります。詳細については、ログ記録と通知の基本設定を行う を参照してください。