WatchGuard Cloud からの RapidDeploy

WatchGuard Cloud では RapidDeploy オプションがサポートされています。これにより、Firebox をリモートで構成し、WatchGuard Cloud アカウントに登録することができます。WatchGuard Cloud で RapidDeploy を使用するには、Firebox で以下の要件が満たされている必要があります。

  • Firebox M Series および T Series
  • Basic Security Suite または Total Security Suite 登録
  • Fireware v12.3.1 以降の製造

RapidDeploy を使用するには、Firebox と互換性のある構成ファイルを作成してアップロードします。Firebox が工場出荷時の既定設定で起動されると、構成ファイルがダウンロードされます。WatchGuard Cloud が構成ファイルで有効化されている場合は、Firebox と WatchGuard Cloud が接続され、自動的に登録が行われます。

互換性のある Firebox を WatchGuard Cloud アカウントに追加する際に、RapidDeploy オプションを選択することができます。

RapidDeploy の構成ファイルを作成する

RapidDeploy を使用して WatchGuard Cloud で Firebox を構成するには、以下の要件を満たす構成ファイルを作成してアップロードする必要があります。

  • WatchGuard Cloud 機能を有効化する必要があります。
  • 構成ファイルのデバイス モデルが対象デバイスと一致している必要があります。
  • 構成ファイルに Firebox-DB のローカル ユーザーが含まれていてはいけません。
  • 構成ファイルは Fireware v12.3.1 以降として保存する必要がありますが、Firebox 製造時のバージョンよりも高くなってはいけません。

RapidDeploy の構成ファイルを作成する方法に関する詳細については、RapidDeploy の構成ファイルを作成する を参照してください。

RapidDeploy を使用してデバイスを追加する

RapidDeploy を使用して Firebox を WatchGuard Cloud に追加するには、以下の手順を実行します。

  1. WatchGuard Cloud の Subscriber アカウントにログインします。
  2. Subscriber アカウント フォルダの横で をクリックします。
  3. デバイスを追加する を選択します。
    アクティブな Fireboxes のリストが表示されます。

デバイスを追加する リストのスクリーンショット

  1. 追加する Firebox の 名前 をクリックするか、 をクリックします。ヒント!
    確認 ダイアログ ボックスが開きます。
  2. デバイスを追加する をクリックします。
    デバイスを構成する ページが開きます。RapidDeploy オプションは、デバイスで WatchGuard Cloud における RapidDeploy の使用がサポートされている場合にのみ表示されます。

RapidDeploy を使用してセットアップする オプションが選択された状態のデバイス構成手順のスクリーンショット

  1. RapidDeploy を使用してセットアップする を選択します。
    RapidDeploy を使用してデバイスを構成する ページが開きます。

RapidDeploy を使用したデバイス構成手順のスクリーンショット

  1. デバイス名 テキスト ボックスに、このデバイスの名前を入力します。
  2. ステータス パスワード管理者のパスワード セクションで、このデバイスのステータスと管理者アカウントに設定するパスワードを入力して確認します。ヒント!
  3. 既存の構成ファイルを使用するか、新しい構成ファイルを使用するかを選択します。
    • 新しい構成ファイルをアップロードする場合は、新しい構成ファイルをアップロードする を選択します。
    • 以前にアップロードしたファイルを選択する場合は、既存の構成ファイルを選択する を選択します。
  4. 新しい構成ファイルをアップロードする を選択した場合は、アップロード アイコン の付いたボックスが表示されます。構成ファイルをアップロードするには、以下の手順を実行します。
    1. ファイル エクスプローラからページのボックスにファイルをドラッグするか、ファイルを選択する をクリックして、ファイルを参照します。
    2. 構成ファイル名 テキスト ボックスに、WatchGuard Cloud でこの構成ファイルを特定する名前を入力します。

新しい構成ファイルをアップロードする オプションのスクリーンショット

  1. 既存の構成ファイルを選択する を選択した場合は、構成 ドロップダウン リストから、使用する構成ファイルを選択します。

構成ファイルを選択する 設定のスクリーンショット

  1. 次へ をクリックします。
    成功ページに、ファイルがデバイスに正常にアップロードされたことを示すメッセージが表示されます。

RapidDeploy のデバイス構成が正常に行われました ページのスクリーンショット

  1. 完了 をクリックします。

Firebox を接続する

工場出荷時の既定設定のままの新しい Firebox の場合は、インターフェイス 0 をネットワークに接続して、DHCP サーバーとインターネット アクセスを確立します。工場出荷時の既定設定のデバイスに電源を入れると、自動的に WatchGuard Cloud に接続され、構成ファイルがダウンロードされます。

以前に Firebox が構成されていた場合は、Firebox を工場出荷時の既定設定にリセットして、RapidDeploy 構成ファイルをダウンロードする必要があります。Firebox をリセットする方法については、Firebox をリセットする を参照してください。

接続ステータスを確認する

Firebox を接続したら、Firebox または WatchGuard Cloud の接続ステータスを確認します。詳細については、次を参照してください:

RapidDeploy をトラブルシューティングする

RapidDeploy でデバイスを追加した後にデバイスが接続されない場合は、以下を確認してください。

  • 構成ファイルで WatchGuard Cloud が有効化されていること。
  • インターフェイス 0 がネットワークに接続され、DHCP サーバーとインターネット アクセスが確立されていること。
  • Firebox が工場出荷時の既定設定で起動されていること。

別の構成ファイルで再試行するには、WatchGuard Cloud からデバイスを削除して、再度追加します。詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud から Firebox を削除する

関連情報:

WatchGuard Cloud への Firebox 接続をトラブルシューティングする