WatchGuard Cloud における SafeSearch 強制
適用対象: クラウド管理の Firebox
SafeSearch は Web ブラウザの検索エンジンに搭載されている機能で、ユーザーは検索エンジンが検索結果で返す不適切な可能性のあるコンテンツのレベルを指定できます。以下の Web ブラウザの検索エンジンに対し、WatchGuard Cloud の Outbound Web トラフィック ポリシーで SafeSearch 強制を有効化することができます。
- Yahoo
- Bing
SafeSearch 強制機能を有効化すると、クライントの Web ブラウザの検索エンジンで構成された設定に関わりなく、最も厳しいレベルの SafeSearch ルールが強制されます。
YouTube
SafeSearch 強制が有効になると、YouTube 上で視聴可能な動画の制限レベルを選択できます。YouTube には、中 (Moderate) と高 (Strict) の 2 段階の制限レベルがあります。YouTube は、アルゴリズムを使用して制限をかける動画を決定します。
SafeSearch は、HTTP ヘッダー要求 YouTube-Restrict: Strict または YouTube-Restrict: Moderate を使用して、ユーザーが以下の YouTube ドメインにアクセスしたときに YouTube のコンテンツ制限レベルをブラウザで設定します。
- www.youtube.com
- m.youtube.com
- youtubei.googleapis.com
- youtube.googleapis.com
- www.youtube-nocookie.com
SafeSearch 強制を構成する
Outbound ポリシーで SafeSearch 強制を有効化し構成するには、以下の手順を実行します。
- Outbound ポリシーを追加または編集します。詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud でファイアウォール ポリシーを構成する。
- Web トラフィック および HTTPS トラフィックの復号化 チェック ボックスを選択します。
HTTPS トラフィックの復号化を有効化する前に、Firebox でコンテンツの再暗号化に使用される証明書がネットワーク クライアントで信頼されていることを確認してください。ネットワーク クライアントのブラウザ エラーを回避するため、Firebox 証明書をダウンロードしてすべてのネットワーク クライアントにインポートします。詳細については、次を参照してください:TLS 復号化の証明書をダウンロードする。
- SafeSearch 強制 を有効化します。
- YouTube 強制 ドロップダウン リストから、YouTube 強制レベル (中程度または厳格) を選択します。