Fireware Web UI に接続する

Fireware Web UI に接続するには、Web ブラウザを使用して、Firebox の信頼済みまたはオプショナル インターフェイスの IP アドレスおよびポート番号を指定します。Web UI への接続は HTTPS によって暗号化されています。ブラウザに URL を入力する際は、URL の最初に http ではなく https と入力してください。

既定では、Web UI のために使用されるポートは 8080 です。ブラウザで Web UI に接続する URL は以下のとおりです。

https://<Firebox-IP-address>:8080

<Firebox-IP-address> は、デバイス上の信頼済みまたはオプショナル インターフェイスに割り当てられた IP アドレスです。この接続を行うと、ブラウザはログイン ページをロードします。WatchGuard Firebox の既定の URL は次のとおりです:

https://10.0.1.1:8080

信頼済みネットワークの IP アドレスを別の IP アドレスに変更できます。詳細については、共有インターフェイスの設定 を参照してください。

Fireware v12.5.4 以降では、Firebox で TLS 1.2 以降をサポートするには Web ブラウザが必要になります。

例えば、既定の URLを使用してデバイスに接続するには、以下を実行します:

  1. Web ブラウザで https://10.0.1.1:8080 に移動します。
    セキュリティ証明書の通知がブラウザに表示されます。
  2. 証明書の警告が表示されたら、オプションをクリックして続行します。例えば、Internet Explorer で この Web サイトに進む をクリックします。Firebox で 例外を追加 をクリックします。

この警告が表示されるのは、Firebox が使用する証明書は WatchGuard の認証機関により署名されていて、この機関はブラウザの信頼済み認証機関リストに含まれていないためです。この警告を避けるには、証明書を恒久的に受け入れるか、またはデバイスが使用する証明書を生成してインポートする必要があります。詳細については、証明書について を参照してください。

  1. ユーザー名 テキスト ボックスに、ユーザー アカウントの名前を入力します。

Fireware XTM Web UI ログイン ページのスクリーンショット

  1. パスフレーズ テキスト ボックスに、パスフレーズを入力します。
    • Firebox-DB ユーザー名に admin を指定する場合は、構成 (読み書き可能) パスフレーズを入力します。
    • Firebox-DB ユーザー名に status を指定する場合は、ステータス (読み取り専用) パスフレーズを入力します。
  2. 認証サーバー ドロップダウン リストから、指定したユーザーの認証サーバーを選択します。
    • Active Directory Authentication の場合は、ドメイン テキスト ボックスに Active Directory Server のドメイン名を入力します。
    • (Fireware v12.5 以降) RADIUS 認証の場合は、ドメイン テキスト ボックスに、Firebox の RADIUS 構成で指定されたドメイン名を入力します。

構成に RADIUS サーバーが含まれており、Fireware v12.5 以上にアップグレードする場合、Firebox は自動的に RADIUS をそのサーバーのドメイン名として使用します。そのサーバーへの認証を行うには、ユーザーは RADIUS をサーバーとして選択肢、ドメイン名として RADIUS と入力する必要があります。

  1. ログイン をクリックします。

既定では、Firebox 構成は、信頼済みおよび任意ネットワークからのみ Fireware Web UI への接続を許可します。外部ネットワークからの Web UI への接続を許可するように構成を変更するには、次の手順を実行します: 外部ネットワークから Fireware Web UI に接続する

関連情報:

Fireware Web UI について