WebBlocker Server を設定する

WebBlocker アクションでは、WebBlocker Server の 2 つのオプションがサポートされています。選択されたオプションにより、WebBlocker カテゴリの検索のために Firebox から接続されるサーバーが定義されます。

WebBlocker クラウド

WebBlocker クラウドは、クラウド ベースの URL 分類データベースです。既定では、WebBlocker で WebBlocker クラウドが使用されるようになっています。

WebBlocker クラウドのオプションでは、ローカルにインストールされている WebBlocker Server は使用されません。代わりに、WebBlocker からは、最も近い場所にホストされている WebBlocker クラウド サーバーに接続します。WebBlocker クラウドには、5 つの地域 (英国、米国西海岸、米国東海岸、香港、オーストラリア) に地域サーバー クラスタがあります。

Firebox から、暗号化されている URL 分類の検索要求が HTTP 経由で WebBlocker クラウドに送信されます。12.0 以前のバージョンでは、検索要求は HTTP 経由で暗号化されずに送信されます。

オンプレミス WebBlocker Server

WebBlocker クラウドを使用しない場合は、オンプレミス WebBlocker Server をインストールして、Web サイト検索に WebBlocker が 使用されるように構成することができます。オンプレミス WebBlocker Server は、ローカルにインストールされた WebBlocker Server で、WebBlocker クラウド URL 分類データベースのローカル バージョンが使用されます。

このオプションを選択する場合は、ネットワークの VMware または Hyper-V 仮想マシンにオンプレミス WebBlocker Server をインストールして、オンプレミス WebBlocker Server の詳細を WebBlocker グローバル設定に追加する必要があります。

詳細については、オンプレミス WebBlocker Server について を参照してください。

オンプレミス WebBlocker Server が使用されるように WebBlocker を構成できるのは、Fireware v12.2 以降です。

Fireware v12.1.x 以前で、ローカルにインストールされている WebBlocker Server を使用した場合は、Fireware v12.2 にアップグレードしたときに WebBlocker クラウドが使用されるように WebBlocker 構成が自動的に更新されます。

WatchGuard System Manager v12.2 インストーラには、オプションとして WebBlocker Server が含まれています。WatchGuard System Manager の一部としてインストールされているローカルの WebBlocker Server は、Fireware v12.1.x 以前を実行している Firebox でのみサポートされています。Fireware v12.1.x 以前で、ローカルの WebBlocker Server を構成する方法については、Fireware v12.1 ヘルプの WebBlocker Server を設定する を参照してください。

関連情報:

WebBlocker について

WebBlocker を開始する

WebBlocker Server を構成する