Firebox バックアップ イメージを復元する
Fireware v12.5.2 以降では、WatchGuard Cloud を使って Firebox 構成のバックアップと復元をすることができます。詳細については、WatchGuard Cloud で Firebox バックアップ イメージを管理する を参照してください。
Firebox バックアップ イメージの復元に失敗した場合は、デバイスをリセットすることができます。詳細については、Firebox をリセットする を参照してください。
異なる Firebox から作成されたバックアップ イメージを復元しようとしないでください。バックアップ イメージは各デバイスに固有のもので、そのデバイス固有の証明書およびプライベート キーが含まれています。
Firebox が Centralized Management の完全管理モードで管理されている場合、バックアップ イメージをデバイスに復元するには Management Server からデバイスの Policy Manager を開く必要があります。完全管理デバイスの構成の更新方法については、次を参照してください:完全管理対象デバイスの構成を更新する。
FireCluster のバックアップ イメージを復元する場合は、Policy Manager を使用することをお勧めします。詳細については、FireCluster バックアップ イメージを復元する を参照してください。
Firebox (Fireware 12.2.1 以降) に保存されたバックアップ イメージを復元する
Fireware 12.2.1 以降では、Firebox に保存されたバックアップ イメージを復元することができます。バックアップ イメージを別の場所にエクスポートし、それを Firebox から削除した場合、そのバックアップ イメージを復元できるようにするには、まずそれを Firebox にインポートする必要があります。詳細については、バックアップ イメージを Firebox にインポートする を参照してください。
構成設定は Fireware バージョンによって異なるため、それぞれのバックアップ イメージは、その保存元である Fireware OS のバージョンとしか互換性がありません。Firebox にインストールされているものと同じバージョンの Fireware OS を使って保存されたバックアップ イメージなら、どれでも復元することができます。
Firebox にインストールされている現在の OS バージョンとは異なる Fireware OS バージョンから保存されたバックアップ イメージは復元できません。より新しい Fireware OS バージョンから保存されたバックアップ イメージを復元するには、バックアップ イメージを復元する前に Firebox で OS をアップグレードする必要があります。バックアップ イメージがより古い Fireware OS バージョンから保存された場合は、Fireware OS のダウングレード プロセスの一環として Firebox をダウングレードし、バックアップ イメージを選択する必要があります。詳細については、Fireware OS をダウングレードする を参照してください。
Fireware v12.2 以前のバージョンを実行している Firebox の管理に WatchGuard System Manager 12.2.1 以降を使用している場合は、ファイル > バックアップおよび復元 の順に選択すると、イメージをバックアップおよび復元する ページではなく、12.2 のユーザー インターフェイスが表示されます。次の手順に従います:バックアップ イメージの復元 (Fireware 12.2 以前)。
管理者認証情報はバックアップ イメージ ファイルに保存されます。バックアップを復元する前に、バックアップ イメージが作成された時点の管理者パスフレーズを確認しておいてください。管理者パスフレーズを知らないと、バックアップ イメージが復元された後に Firebox にログインすることができなくなります。
- システム > イメージをバックアップおよび復元する の順に選択します。
イメージをバックアップおよび復元する ページが表示されます。Firebox に保存されたバックアップ イメージは、Firebox タブに表示されます。
- 復元するバックアップ イメージのファイル名の横にあるチェックボックスを選択します。
- 復元 をクリックします。
確認メッセージが表示されます。 - はい をクリックします。
バックアップ イメージ ファイルが復元されます。
- ファイル > バックアップと復元 の順に選択します。
バックアップと復元 ダイアログ ボックスが表示されます。
- 管理者のパスフレーズを入力します。OK をクリックします。
Firebox に保存されたバックアップ イメージのリストが表示されます。
- 復元するバックアップ イメージを選択します。
- 復元 をクリックします。
確認メッセージが表示されます。 - はい をクリックします。
バックアップ イメージが復元されます。
バックアップ イメージの復元 (Fireware 12.2 以前)
Fireware 12.2 以前に保存されたバックアップ イメージには Fireware OS が含まれるため、Firebox は復元プロセスを完了するために再起動する必要があります。
- システム > バックアップ イメージの復元 の順に選択します。
- 参照 をクリックします。
- このデバイス用に作成され保存されたバックアップ イメージ ファイルの保存場所とファイル名を選択します。開く をクリックします。
- 復元 をクリックします。
- バックアップ イメージを作成するときに使用した暗号化キーを入力します。
Firebox がバックアップ イメージを復元し、再起動します。
2 分間待ってから、Firebox に再接続します。
- ファイル > 復元 の順に選択します。
復元 ダイアログ ボックスが表示されます。 - 管理者のユーザー名 と 管理者のパスフレーズ のテキスト ボックスに、デバイス管理者のユーザー アカウントの認証情報を入力します(読み取り/書き込み)。
- 認証サーバー ドロップダウン リストから、指定したユーザー アカウントが所属する認証サーバーを選択します。
- 認証のためにアクティブディレクトリサーバを使用する場合、ドメイン テキスト ボックスに Active Directory Server のドメイン名を入力してください。
- OK をクリックします。
- バックアップ イメージを作成するときに使用した暗号化キーを入力します。
Firebox がバックアップ イメージを復元し、再起動します。 - このデバイス用に作成され保存されたバックアップ イメージ ファイルの保存場所とファイル名を選択します。
- OK をクリックします。
2 分間待ってから、Firebox に再接続します。