Log Server データベースを手動でバックアップおよび復元する

Log Server データベースをバックアップおよび復元するには、WatchGuard Server Center の Log Server バックアップおよび復元機能を使用するか、または、コマンド行から手動でバックアップおよび復元ユーティリティを実行します。

WatchGuard Server Center のバックアップおよび復元機能を使用することをお勧めします。ボタンのクリック操作で、Log Server のバックアップおよび復元手順を完了することができます。

WatchGuard Server Center から Log Server データベースをバックアップまたは復元する方法については、次を参照してください：データベースのメンテナンスの設定を構成する。

コマンド行から Log Server データベースを手動でバックアップまたは復元することもできます。コマンド行から、pg_dump.exe ユーティリティを実行し、Log Server データベースのすべての内容を含むファイルを作成できます。このファイルは、dump ファイルと呼ばれます。このファイルと pg_restore.exe を使用して、現在のサーバー上のデータベースを復元するか、または Log Server から別のサーバーに移動します。

コマンドプロンプトを開きます。
cd C:\Program Files (x86)\WatchGuard\wsm11\postgresql\bin を入力し、Enter キーを押して作業ディレクトリを変更します。
WSM インストールの適切なバージョン番号を使用します。
pg_dump -v -f "c:\log.backup" -F c -Z 5 -U wguser wglog と入力し、Enter キーを押します。
要求された時に、管理者のパスフレーズを入力します。
Log Server データベースの内容が作業ディレクトリ (ステップ 1 で選択したディレクトリ) 内の指定したパスおよびファイルに保存されます。
バックアップファイルを新しい Log Server コンピュータ (例えば、C:\log.backup) にコピーして、Log Server を終了します・
詳細については、Log Server を開始および終了するを参照してください。
コマンドプロンプトで、現在の作業ディレクトリを C:\Program Files (x86)\WatchGuard\wsm11\postgresql\bin に変更します。
オプションを選択してデータベースを復元します。
- WatchGuard Server Center Setup wizard でインストールおよび構成した Log Server データベースがある既存の Log Server コンピュータでデータベースのバックアップを復元するには、pg_restore -c -d wglog -U wguser -v "c:\log.backup" と入力し、Enter キーを押します。
  "pg_restore: connecting to database for restore" というメッセージが表示された後、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
  管理者のパスフレーズを入力し、Enter キーを押します。
  Log Server データベースにデータベースダンプファイルの内容が上書きされます。
- WatchGuard Server Center Setup wizard で作成および構成したデータベースがない新しい Log Server コンピュータでデータベースのバックアップを復元するには、pg_restore -C -d wglog -U wguser -v "c:\log.backup" と入力し、Enter キーを押します。
  "pg_restore: connecting to database for restore" というメッセージが表示された後、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
  管理者のパスフレーズを入力し、Enter キーを押します。
  データベースが作成され、バックアップファイルの内容が新しい Log Server にインポートされます。
Log Server を起動します。
詳細については、Log Server を開始および終了するを参照してください。

Log Server データベースを手動でバックアップおよび復元する

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