WatchGuard Cloud アカウントの種類について
WatchGuard Cloud アカウントには Subscriber と Service Provider の 2 種類があります。アカウントの種類によって、他の WatchGuard Cloud アカウントを管理できるかどうか (アカウントのユーザーに割り当てることができる管理ユーザーの役割)、およびアカウントの管理ユーザーをどのように管理するかが異なります。
Subscriber アカウント
AuthPoint などの製品を使用しているけれども他のアカウントは管理していない場合は、その WatchGuard Cloud アカウントは Subscriber アカウントとなります。WatchGuard Cloud で製品を構成および管理し、関連するメトリックとレポートを表示することができます。
Subscriber アカウントは、以下の管理ユーザー ロールを持つことができます:Administrator、Analyst、Observer。
Service Provider アカウント
WatchGuard Cloud のカスタマー アカウントを管理している場合は、その WatchGuard Cloud アカウントは Service Provider アカウントとなります。WatchGuard Cloud でインベントリを管理し、デバイス、ライセンス、AuthPoint ユーザーをカスタマー アカウントに割り当てることができます。また、自身のアカウントおよび管理しているすべてのカスタマー アカウントの製品を管理することができます。
Service Provider アカウントは、次の管理ユーザー ロールを持つことができます:Owner、Sales、Helpdesk、Auditor。
WatchGuard Partner の場合は、その WatchGuard Cloud アカウントは自動的にティア-1 Service Provider アカウントとしてプロビジョニングされます。
カスタム管理ユーザー ロールの作成方法については、次を参照してください:カスタム管理ユーザーロールを管理する。
マルチティア アーキテクチャ
WatchGuard Cloud は、マルチテナントかつマルチティア システムです。アカウント構造で Service Provider と Subscriber アカウントの異なるレベルを区別するために、ティア-1 と ティア-N という用語が使用されます。
ティア-1 アカウント
WatchGuard Web サイトで企業アカウントに関連付けられている WatchGuard Cloud アカウントはティア-1 アカウントです。自身の WatchGuard アカウントで WatchGuard 製品とサービスをアクティブ化している場合は、その WatchGuard Cloud アカウントはティア-1 アカウントとなります。
ティア-1 アカウントは、Service Provider である場合も Subscriber である場合もあります。
ティア-1 WatchGuard Cloud アカウントの場合、管理ユーザーは WatchGuard Web サイト (www.watchguard.com) へのログインに使用するのと同じユーザー アカウント認証を使用して WatchGuard Cloud にログインします。
ティア-N アカウント (ティア-2 からティア-5)
ティア-1 以外のアカウントは、ティア-N アカウントと呼ばれます。
WatchGuard Cloud アカウントを最大 5 つのアカウントのティアで作成することができます (たとえば、ティア-1 Service Provider > ティア-2 Service Provider > ティア-3 Service Provider > ティア-4 Service Provider > ティア-5 Subscriber)。
ティア-N アカウントは、Service Provider である場合も Subscriber である場合もあります。Service Provider である ティア-N アカウントは、独自のティア-N Subscriber アカウント (マイ アカウント) を持つこともできます。
この図は、 WatchGuard Cloud アカウント構造の例 (左) を示しており、ティア-1 Subscriber アカウント (右) とは対照的です。
Service Provider の WatchGuard Cloud