WatchGuard Cloud でネットワーク診断タスクを実行する

適用対象： クラウド管理の Firebox, ローカル管理の Firebox

WatchGuard Cloud で以下の診断ツールを実行して、Firebox からのネットワーク接続をテストおよびトラブルシューティングすることができます。

  • Ping — IP アドレスまたはホスト名で Ping します。
  • TCP ダンプ — ネットワーク経由で送信されたパケットに関する情報を確認して、結果をファイルに保存します。
  • DNS 参照 — DNS 情報を調べて、ホスト名が解決される IP アドレスを確認します。

また、Firebox ログ データとシステム情報の診断スナップショット ファイルをダウンロードすることができます。詳細については、次を参照してください：診断スナップショット ファイルをダウンロードする。

クラウド管理の Firebox の Fireware Web UI でこのツールを実行する方法については、次を参照してください：Fireware Web UI でネットワーク診断タスクを実行する。

診断ツールを使用する

  1. 監視 > デバイス の順に選択します。
  2. Firebox を選択します。
  3. デバイス メニューで、ライブ ステータス > 診断ツール の順に選択します。
    診断ツール ページが開きます。
  4. タスク ドロップダウン リストから、Ping を選択します。

Screen shot of the Ping tool

  1. アドレス テキスト ボックスに、Ping 先の IP アドレスまたはドメイン名を入力します。たとえば、192.168.1.1 または example.com と入力します。
  2. 実行 をクリックします。
    Ping の結果が表示されます。

Screen shot of ping results

  1. 監視 > デバイス の順に選択します。
  2. Firebox を選択します。
  3. デバイス メニューで、ライブ ステータス > 診断ツール の順に選択します。
    診断ツール ページが開きます。
  4. タスク ドロップダウン リストから、TCP ダンプ を選択します。

Screen shot of the TCP Dump tool

  1. (任意) 結果を絞り込むには、以下の引数を使用します。
    1. 引数を使用する を選択します。
      引数テキスト ボックスが開きます。
    2. 引数 テキスト ボックスに、1 つまたは複数の TCP ダンプの引数を入力します。引数では、大文字と小文字が区別されます。
      たとえば、既定の外部インターフェイスのデータをキャプチャする場合は、-ieth0 または -i eth0 と入力します。TCP ダンプ引数の他の構成例については、TCP ダンプ コマンドの引数 を参照してください。
  2. ネットワーク ドロップダウン リストから、Firebox に構成されているネットワークを選択します。
  3. インターフェイス ドロップダウン リストから、Firebox に構成されているインターフェイスを選択します。
  4. (任意) TCP ダンプ データをパケット キャプチャ (.PCAP) ファイルに直接保存するには、データをファイルにストリームする を選択します。
  5. 実行 をクリックします。
  6. TCP ダンプを停止するには、Screen shot of the Stop Task button をクリックします。
  7. (任意) データをファイルにストリームする を選択した場合は、TCP ダンプの完了後に、PCAP ファイルをダウンロードする を選択することができます。

FireCluster を選択した場合は、TCP ダンプで ネットワーク と インターフェイス ドロップダウン リストを使用することはできません。

  1. 監視 > デバイス の順に選択します。
  2. Firebox を選択します。
  3. デバイス メニューで、ライブ ステータス > 診断ツール の順に選択します。
    診断ツール ページが開きます。
  4. タスク ドロップダウン リストから、DNS 参照 を選択します。

Screen shot of the DNS Lookup settings

  1. アドレス テキスト ボックスに、IP アドレスまたはドメイン名を入力します。

Screen shot of a DNS Lookup example

診断スナップショット ファイルをダウンロードする

クラウド管理の Firebox が収集するログ データやその他のシステム情報は、WatchGuard Technical Support 担当者の協力を得てシステム問題をトラブルシューティングする際に役に立ちます。この情報を診断ログ メッセージ ファイル ([デバイス名]_support.tgz) として Firebox からダウンロードして、技術サポート担当者に送信することができます。

Fireware Web UI で、クラウド管理の Firebox の診断ファイルをダウンロードすることができます。詳細については、次を参照してください：Fireware Web UI でクラウド管理の Firebox の診断ファイルをダウンロードする。

診断スナップショット ファイルをダウンロードするには、以下の手順を実行します。

  1. 監視 > デバイス の順に選択します。
  2. Firebox を選択します。
  3. デバイス メニューで、ライブ ステータス > 診断ツール の順に選択します。
    診断ツール ページが開きます。
  4. スナップショット タブを選択します。

Screen shot of the Snapshot tab

  1. スナップショット ファイルをダウンロードする を選択します。
    診断スナップショット ファイルがダウンロードされ、指定されている場所に保存されます。
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