WatchGuard Core MDR for Microsoft ユーザーを割り当てる

適用対象: WatchGuard Core MDR for Microsoft

Service Provider が Core MDR for Microsoft ライセンスをアクティブ化すると、WatchGuard Cloud の インベントリ ページに使用可能なライセンスとユーザーの割り当てが表示されます。Service Provider の場合は、インベントリ ページで、自分自身のアカウントまたは管理しているアカウントにユーザーを割り当てることができます。Subscriber アカウントには、各種類 (期間またはサブスクリプション) のライセンスを 1 つのみ割り当てることができます。管理している Service Provider アカウントには、同じ種類のライセンスを複数割り当てることが可能です。

アカウント マネージャーで 概要 を選択して、インベントリ > 概要 の順に移動すると、そのページにインベントリのユーザーおよびデバイスの概要が表示されます。概要 > インベントリ > 概要 の順に移動したページの 管理サービス セクションに、以下の情報が表示されます。

  • 次回のライセンスの有効期限 — 次回にライセンスの有効期限が切れる日付
  • 割り当て済みのユーザー — 割り当てられている期間ユーザーとサブスクリプション ユーザーの数

Screen shot of Inventory Summary for Core MDR, WatchGuard Cloud

委任されたアカウントを管理している場合は、概要 > インベントリ > 概要 の順に移動したページには、委任されたアカウントでアクティブ化されたライセンスの情報は表示されません。委任されたティア-1 Subscriber アカウントによってアクティブ化または割り当てされたインベントリを表示するには、アカウント マネージャーでそのアカウントを選択する必要があります。

インベントリ > 管理サービス > ライセンス の順に移動したページに、Core MDR for Microsoft ライセンス、ライセンスの種類 (サブスクリプション、期間、NFR のいずれか)、ライセンス キー、ユーザー数 (数量)、有効期限、ライセンスが割り当てられているアカウントが表示されます。ライセンスのリストをフィルタリングして、期限切れのライセンスのみ、またはアクティブなライセンスのみを表示することができます。

Screen shot of Inventory licenses for MDR, WatchGuard Cloud

インベントリ > 管理サービス > 割り当て の順に移動したページに、次回のライセンスの有効期限が表示されます。また、管理対象アカウントに割り当てられているユーザーの数とアカウントにおける未割り当てのユーザーの数も表示されます。

Screen shot of Inventory allocation page for MDR, WatchGuard Cloud

割り当て ページには、管理対象 Service Provider と Subscriber アカウントが一覧された表が含まれています。委任されたアカウントには、アカウント名の横に (委任) というラベルが付いています。表をフィルタリングするには、ドロップダウン リストから、Subscriber または Service Provider を選択します。検索 ボックスにテキストを入力して、特定のアカウントの表をフィルタリングすることもできます。

既存の割り当てを編集するには、表にあるアカウントを選択します。アカウントにユーザーを割り当てるには、ユーザーを割り当てる をクリックします。期間ユーザーをアカウントに割り当てる際に、有効期限をライセンスにリンクすること、または割り当ての有効期限を指定することができます。

委任されたアカウントを管理されている場合、編集できるのは、委任されているティア-1 Subscriber アカウントの割り当てのみです (これらのアカウントは、独自のライセンスを購入してアクティブ化します)。委任されている他のアカウントの割り当てを編集することはできません。委任されている他のアカウントへの割り当ては、読み取り専用となります。委任されているティア-N アカウントのインベントリを表示するには、アカウント マネージャーでアカウントを選択します。

ライセンスをキャンセルした場合、またはライセンスの有効期限が切れた場合は、Managed Services Portal へのアクセスが無効化されるまで 7 日間の猶予期間があります。有効期限の詳細については、次を参照してください:ライセンスの有効期限

割り当ての種類

Service Provider は、ライセンスからユーザーを管理対象アカウントに割り当てる際に、割り当ての種類を選択します。この割り当ての種類により、管理対象アカウントでユーザーがどのように使用されるかが決まります。

期間割り当て

ユーザーを期間割り当てとして割り当てると、管理対象アカウントで、期間ライセンスまたは MSSP ポイントに基づいて、設定期間に特定数のユーザーをアカウントに割り当てることができるようになります。

サブスクリプション割り当て

ユーザーをサブスクリプション割り当てとして割り当てると、管理対象アカウントで、特定数のユーザーまたは無制限数のユーザーを割り当てることができるようになります。アクティブ ユーザーの数に基づいて、WatchGuard からアカウントに対して毎月請求書が発行されます。

ライセンスへのリンク

ユーザーをライセンスへのリンクとして割り当てると、割り当てられたユーザーの数と有効期限が、期間ライセンスの数と有効期限にリンクされます。

割り当て ページの表には、割り当ての種類の列が含まれています。ここで、期間、サブスクリプション、またはライセンスへのリンクを表示することができます。管理対象 Service Provider アカウントには、複数の割り当ての種類を割り当てることができます。たとえば、アカウントに期間割り当てとサブスクリプション割り当てを設定することができます。

Service Provider は、委任されたティア-1 Subscriber アカウントのライセンスをアクティブ化することができます。Subscriber アカウントに同じ製品の期間ライセンスがすでに割り当てられている場合は、ライセンスを区別しやすいように、この表に割り当て所有者の列が表示されます。すでにユーザーが割り当てられているティア-1 Subscriber アカウントにユーザーを割り当てると、割り当てたユーザーはティア-1 Subscriber アカウントのユーザー総数に追加されます。

既存の割り当てと同じ割り当ての種類で管理対象 Service Provider アカウントにユーザーを割り当てることはできません。管理対象 Service Provider の割り当ての種類が期間割り当てとして設定されている場合は、別の期間割り当てを追加することはできません (代わりに、既存の期間割り当てを編集して、数量を変更することができます)。

ティア-1 Service Provider の場合は、期間割り当てが割り当てられてるユーザーの割り当ての種類を編集することはできません。割り当ての種類を変更するには、期間割り当てが割り当てられているユーザーの割り当てを解除してから、ユーザーにサブスクリプション割り当てを再度割り当てる必要があります。期間割り当てが割り当てられているユーザーの割り当てを解除する前に、管理対象 Service Provider に連絡して、アカウントが割り当て超過にならないことを確認することが強く勧められます。

ティア-N Service Provider が割り当ての種類がライセンスへのリンクの管理対象アカウントにユーザーを割り当てると、ティア-1 Service Provider アカウントはその管理対象アカウントの割り当てを編集することはできません。

アカウントにユーザーを割り当てる

Service Provider は、期間、ライセンスへのリンク、サブスクリプションのいずれかとしてユーザーを割り当てることができます。

Service Provider アカウントに期間ライセンスとサブスクリプション ライセンスが割り当てられている場合で、期間割り当ての管理対象アカウントの割り当て超過が発生した場合は、Managed Services Portal にアクセスできなくなります。サブスクリプション割り当てのアカウントは影響を受けません。

アカウントにユーザーを割り当てるには、以下の手順を実行します。

  1. Service Provider アカウントにログインします。
    Service Provider インベントリの概要ページが開きます。

Screen shot of WatchGuard Cloud, Managed Services Allocation page

  1. インベントリ > 管理サービス > 割り当て の順に選択します。
  2. ドロップダウン メニューから、ユーザーを割り当てるアカウントの種類に応じて、Subscriber または Service Provider を選択します。
  3. アカウントの既存の割り当てを編集するには、更新するアカウントの名前を表から選択します。
  4. アカウントにユーザーが割り当てられていない場合は、ユーザーを割り当てる をクリックします。
  1. アカウント名 ドロップダウン リストから、ユーザーを割り当てるアカウントを選択します。
  2. 製品 ドロップダウン リストから、アカウントに割り当てる製品を選択します。ページの上部に、ライセンスで使用可能な未割り当てのユーザー数が表示されます。
  3. 割り当ての種類 ドロップダウン リストから、期間サブスクリプションライセンスへのリンク のいずれかを選択します。サブスクリプションの割り当てに関する詳細については、次を参照してください:管理対象アカウントのユーザー数を制限するライセンスへのリンク を選択した場合は、ライセンス ドロップダウン リストから、アカウント割り当てをリンクするライセンスのわかりやすい名前を選択します。MSSP ポイントで購入したライセンスはリストに表示されません。製品のライセンス キー、数量、有効期限、 青いボックスに表示されます。
  4. 数量 テキスト ボックスに、アカウントに割り当てるユーザーの数を入力します。
    ライセンスへのリンクの割り当ての種類を選択した場合は、選択されている期間ライセンスに数量と有効期限が自動的にリンクされます。

  1. 既定では、割り当ての有効期限は なし に設定されています。有効期限を指定するには、カスタム を選択します。
  2. すべてのユーザーの割り当ての有効期限(1 ヵ月、3 ヵ月、1 年のいずれか)を選択します。カレンダーで日付を選択することもできます。
  3. 保存 をクリックします。

Caution: アカウントにサブスクリプション ユーザー数を無制限に割り当てると、Service Provider アカウントの割り当て超過が発生する可能性があります。これが発生すると、Managed Services Portal にアクセスできなくなります。詳細については、次を参照してください:割り当て超過

ライセンスを削除する、またはユーザーの割り当てを解除する

ライセンスを削除すると、割り当て済みのユーザーの数は 0 になります。 ライセンスを削除した場合、Managed Services Portal へのアクセスが無効化されるまで 7 日間の猶予期間があります。Microsoft Defender 搭載デバイスが WatchGuard SOC の監視対象外となります。詳細については、次を参照してください:WatchGuard Core MDR for Microsoft ライセンスについて

ユーザーの割り当てを解除すると、アカウントのユーザーが削除されます。アカウントで割り当て超過が発生すると、Managed Services Portal にアクセスできなくなります。ティア-1 Service Provider アカウントの場合は、ライセンスで使用可能な数以上のユーザーが管理対象アカウントで割り当てられた場合に、割り当て超過が発生する可能性があります。 詳細については、次を参照してください:割り当て超過

Subscriber ダッシュボードと監査ログを確認して、制限を超過しているアカウントを特定することができます。アカウントで割り当て超過が発生した場合は、割り当て済みのユーザーの数を減らす (割り当て解除) こと、またはライセンスのユーザーの数を増やすことが勧められます。

ユーザーの割り当てを解除するには、以下の手順を実行します。

  1. 割り当て表の中から、ユーザーの割り当てを解除するアカウントを選択します。
    割り当てを編集する ページが開きます。
  2. すべてのユーザーを削除するには、数量 テキスト ボックスに、0 と入力します。
  3. 保存 をクリックします。

ライセンス を削除するには、以下の手順を実行します。

  1. 割り当て表で、ライセンスを削除するアカウントの横にある をクリックして、ライセンスを削除する を選択します。

  1. 確認ダイアログ ボックスで、ライセンスを削除する をクリックします。
    ライセンスがない場合は、アカウントにライセンスなしのラベルが表示されます。

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