データ保持ライセンスについて
適用対象: クラウド管理の Firebox, ローカル管理の Firebox
WatchGuard Cloud では、データ保持期間 とは、WatchGuard Cloud で Firebox データが保存される日数のことです。Firebox にデータ保持ライセンスを割り当てて、WatchGuard Cloud でのデータ保持期間を延長することができます。各データ保持ライセンスは、特定の Firebox モデルと互換性があります。
各データ保持ライセンスには、以下のプロパティがあります。
- モデルの互換性 — ライセンスを割り当てることができる Firebox モデル
- 保持日数 — WatchGuard Cloud にデータが保存される日数
- 有効期限 — ライセンスのサブスクリプションが期限切れになる日付
ライセンスのアクティブ化のオプション
データ保持ライセンス キーをアクティブ化した後、ライセンスの使用方法に関するいくつかのオプションがあります。以下の操作を実行できます。
- 新しいデータ保持ライセンスを追加する
- 既存のライセンスにデータ保持日数を追加する
- 既存のライセンスの有効期限を延長する
詳細については、次を参照してください:データ保持 ライセンス をアクティブ化する。
既存のライセンスのデータ保持期間または有効期限を延長すると、新しいライセンスが既存のデータ保持ライセンスとマージされ、2 つのライセンスの 期間が統合 されます。ライセンス期間が統合されると、更新されたデータ保持日数とアクティブ化されたライセンスの期間に基づいて、新しい有効期限が計算されます。期間を統合したライセンスの計算の詳細については、次を参照してください:データ保持ライセンスの期間を統合する。
Firebox にデータ保持ライセンスを割り当てる
データ保持ライセンスをアクティブ化すると、WatchGuard Cloud アカウントにライセンスが追加されます。WatchGuard Cloud で Firebox にライセンスを割り当てます。詳細については、次を参照してください:データ保持ライセンスを管理する。
データ保持ライセンス リストには、データ保持期間に追加された日数のみが表示されます。これには、Firebox にインストールされているライセンスに含まれる日数は含まれていません。
- Total Security Suite を備えた Firebox の場合:
- レポート — データ保持ライセンスを購入した場合は、レポートのデータ保持期間が、Firebox に割り当てられているデータ保持ライセンスに関連付けられた日数に 30 日を加えた日数となります。
- Log Manager と Log Search — Log Manager および Log Search でのログ データのデータ保持期間は 365 日です。高速検索には、10 日間 (Firebox に割り当てられているデータ保持ライセンスに関連付けられた日数を加えた日数) のログ データを使用することができます。
- Basic Security Suite を備えた Firebox の場合:
- レポート — データ保持ライセンスを購入した場合は、レポートのデータ保持期間が、Firebox に割り当てられているデータ保持ライセンスに関連付けられた日数に 1 日を加えた日数となります。
- Log Manager と Log Search — Log Manager と Log Search のログ データのデータ保持期間は 90 日となります。データ保持ライセンスを購入しない限り、Basic Security Suite では高速検索を使用することができません。
アクティブ/アクティブ FireCluster のデータ保持期間を延長するには、各クラスタ メンバーにデータ保持ライセンスを割り当てる必要があります。詳細については、次を参照してください:データ保持およびデータ削除について。