クラスタ メンバーを WatchGuard Cloud で再起動する
適用対象: クラウド管理の Firebox, ローカル管理の Firebox
WatchGuard Cloud から、クラウド管理の FireCluster またはローカル管理の FireCluster に属するクラスタ メンバーを再起動することが可能です。
WatchGuard Cloud でローカル管理のクラスタ メンバーを再起動するには、クラスタ メンバーで Fireware v12.7.1 以降 T35 Firebox の場合は v12.5.8 以降) が実行されている必要があります。ローカル管理の FireCluster を下位の Fireware バージョンからアップグレードする場合は、Policy Manager または Fireware Web UI を使用する必要があります。アップグレードすると、WatchGuard Cloud でローカル管理のクラスタ メンバーを再起動すること、および WatchGuard Cloud でクラスタのアップグレードとフェールオーバーを行うことが可能となります。ローカル クラスタのアップグレードの詳細については、次を参照してください:FireCluster の Fireware OS をアップグレードする。
メンバー情報およびステータス
再起動オプションを選択する際には、再起動するクラスタ メンバーとして Member1 か Member2 のいずれかを選択する必要があります。メンバーの番号は、Firebox を WatchGuard Cloud に追加した順番を示しています。
- Member1 は、WatchGuard Cloud に最初に追加した Firebox です。
- Member2 は、WatchGuard Cloud に 2 番目に追加した Firebox です。
アクティブ/パッシブ FireCluster の場合、ステータスは 接続済み です。バックアップ マスタのステータスは 非接続 です。
ローカル管理のアクティブ/アクティブ FireCluster の場合は、両方のメンバーのステータスが 接続済み となります。どのシリアル番号がメンバーに対応しているかを確認するには、Fireware Web UI に接続し、システム ステータス > FireCluster の順に選択します。または、WatchGuard System Manager でクラスタに接続して、クラスタ セクションを展開します。
クラスタ マスタを再起動すると、バックアップ マスタがクラスタ マスタになります。バックアップ マスタを再起動しても、バックアップ マスタのままです。
クラスタ メンバーを再起動する
クラスタ メンバーを WatchGuard Cloud で再起動するには、以下の手順を実行します。
- WatchGuard Cloud の Subscriber アカウントにサインインします。
Service Provider の管理ユーザーの場合は、アカウント マネージャー から マイ アカウント を選択します。 - 構成 > デバイス の順に選択します。
- FireCluster を選択します。
- デバイスを再起動する をクリックします。
デバイスを再起動する ダイアログ ボックスが開きます。
- Member1 または Member2 を選択します。
- 再起動 をクリックします。
「まもなくデバイスが再起動します」というメッセージが一瞬表示されます。
FireCluster の再起動に関するログ メッセージの詳細については、次を参照してください:WatchGuard Cloud で FireCluster のログ記録を管理する。
FireCluster のライブ ステータスまたは FireCluster イベント履歴を表示する方法については、次を参照してください:FireCluster を監視する。