WatchGuard AP の要件および制限

WatchGuard AP をネットワークに追加する前に、AP の要件と制限を理解することが重要です。

AP モデルに必要な Fireware の最低バージョン

AP モデル 必要な Fireware の最低バージョン
AP100、AP102、AP200 11.7.2
AP300 11.10.5
AP120、320 11.11.2
AP322 11.12.2
AP420 11.12.4
AP325 12.1
AP125 12.1.3
AP327X 12.5
AP225W 12.5.3

AP ファームウェアの Fireware の最低バージョン

AP ファームウェア v8.6.x 以降では、Firebox で Fireware v12.5.1 以降が実行されている必要があります。

要件

Firebox の Gateway Wireless Controller で管理する AP の場合:

  • Firebox を混合ルーティングまたはドロップイン モードに構成する必要があります。
  • AP は、信頼済み、任意、またはカスタム ネットワークに接続する必要があります。
  • Firebox 構成に、AP からインターネットへの NTP トラフィックを許可するポリシーを含める必要があります。AP は NTP サーバーを使用して正確な現地時間を設定します。
  • ネットワークの Firebox と AP は、ポート 443 の WatchGuard サーバー (*.watchguard.com) へのアクセスを必要とします。これにより、Firebox 上の Gateway Wireless Controller が AP を登録・有効化し、新しいファームウェア更新を見つけることが可能になります。AP は、国および地域情報を取得するために WatchGuard サーバーにアクセスする必要があります。

既定の送信ポリシーは、信頼済みネットワークからの NTP トラフィックを許可します。この送信ポリシーを削除または無効化した場合、または AP が任意ネットワークに接続されている場合は、NTP ポリシーを追加して、AP が接続するネットワークからの送信 NTP トラフィックを許可する必要があります。

制限

  • WatchGuard AP の管理に WSM Management Server を使用することはできません。
  • NAT ファイアウォールの背後に WatchGuard AP を配置することはできません。
  • WatchGuard Gateway Wireless Controller は、最大 20 の WatchGuard AP を管理できるよう設計されています。ネットワークに AP を追加する際に管理パフォーマンスに関する問題が生じた場合は、別の Firebox 上の Gateway Wireless Controller を使用して、これらの AP を管理することができます。
  • クライアントの全体的なエアタイムの需要に基づき、1 つの無線あたり最大 20〜40 のワイヤレス クライアントデバイスからの接続を許可するよう AP を構成することをお勧めします。

ローカル管理の AP でサポートされていない機能

Gateway Wireless Controller により管理されている AP120、AP125、AP225W、AP320、AP322、AP325、AP327X および AP420 デバイスでは、以下の機能がサポートされていません:

  • LED 制御
  • 外部 Syslog サポート
  • 追加のイーサネット ポートのリンク アグリゲーション
  • トライラジオ AP のサード スキャニング ラジオ

関連情報:

WatchGuard AP の VLAN を構成する