Botnet Detection アクティビティを監視する

ボットネット マルウェアが感染し、ボットネット指令および制御サーバーと通信しようとするネットワーク上のクライアントを識別するために、ネットワークの Botnet Detection アクティビティを監視できます。

Botnet Detection 統計

Fireware Web UI から、Botnet Detection 統計を表示できます。これには、スキャンされたソースおよび宛先 IP アドレスの総数およびブロックされたアドレスの総数が含まれます。Botnet Detection サイト リストのバージョン情報も表示できます。

Botnet Detection ログ メッセージ

Firebox が、ボットネット指令および制御サーバーと通信しているネットワーク上の感染したクライアントを検出した場合に Firebox でログ メッセージを生成するように構成できます。Botnet Detection ログ メッセージには、トラフィックのソースおよび宛先 IP アドレスが表示されます。例:

Jan 1 10:25:40 2016 WatchGuard-Firebox local0.warn firewall: msg_id="3000-0148" Deny 4-Optional-3 0-External 84 icmp 20 63 10.0.5.97 42.62.40.103 8 0 id=4124 seq=3 botnet="destination" msg="blocked sites" (Internal Policy)
Jan 1 10:31:45 2016 WatchGuard-Firebox local0.warn firewall: msg_id="3000-0148" Deny 4-Optional-3 0-External 28 icmp 20 63 85.17.31.111 100.0.0.1 8 0 id=14608 seq=512 botnet="source" msg="blocked sites " (Internal Policy)

Botnet Detection 通知

Botnet Detection 登録サービスは、Reputation Enabled Defense (RED) から既知のボットネット サイト IP アドレスのリストを使用して、そのアドレスを Firebox のブロックされたサイトリストに追加します。ネットワーク上の Botnet Detection アクティビティを表示するには、ブロックされたサイトリストのログ記録設定を構成できます。

Policy Manager から、コンピュータがブロックされたサイトの使用を試みたときに、ログ メッセージを生成したり通知メッセージを送信するように Firebox を構成することができます。

ブロックされたサイトの構成 ダイアログ ボックスから、以下の手順を実行します。

  1. ログ記録 をクリックします。
    ログ記録と通知 ダイアログ ボックスが開きます。
  2. 次のセクションの説明に従って、通知設定を構成します:ログ記録と通知の基本設定を行う

Dimension での Botnet Detection

Firebox が Botnet Detection アクティビティのログ メッセージを生成するように構成し、Firebox が Dimension にログ メッセージを送信するように構成した場合、これらの Dimension ツールとレポートで Firebox 上の Botnet Detection アクティビティを表示できます。

  • ツール > ダッシュボード > セキュリティ ダッシュボード
    • ブロックされた上位の Botnet サイト
    • ブロックされた上位クライアント
  • ツール > ダッシュボード > 脅威マップ — ブロックされた Botnet サイト
  • レポート > サービス > Botnet Detection — Botnet Detection アクティビティのトレンド
  • レポート > 詳細 — Botnet Detection

詳細については、次を参照してください:セキュリティ ダッシュボード (Dimension)脅威マップDimension レポートについて

関連情報:

Botnet Detection について

ボットネット サイト例外

Botnet Detection 更新サーバーを構成する