管理対象 BOVPN トンネルの QoS マーキングを有効化する

管理対象 BOVPN トンネルと QoS を使用するには、VPN ファイアウォール ポリシーテンプレートを作成して、このテンプレートを管理対象 BOVPN トンネルに適用する必要があります。管理対象 BOVPN トンネルの既定の 任意 ポリシーを編集することはできません。

VPN ファイアウォール ポリシーテンプレートの QoS マーキングを使用して、別のポリシー テンプレートを使用する管理対象 BOVPN トンネルの異なる優先順位を設定できます。選択したマーキング アクションは、ポリシー テンプレートを使用するすべてのトラフィックに適用されます。

WatchGuard System Manager から起動する場合は、次の順に選択します。

  1. Management Server に接続します。
  2. デバイス管理 タブを選択します。
  3. Managed VPN および VPN ファイアウォール ポリシーテンプレート を展開します。
  4. 編集するには、ツリーから VPN ファイアウォール ポリシーテンプレートを選択します。あるいは、次を実行します: VPN ファイアウォール ポリシーテンプレートを追加する
  5. 設定 セクションで、構成 をクリックします。
    VPN ファイアウォール ポリシーテンプレート ダイアログ ボックスが表示されます
  6. 詳細 タブを選択します。

VPN ファイアウォール ポリシーテンプレート - 詳細 タブ

  1. インターフェイスごとの設定を上書きする チェックボックスをオンにします。
  2. マーキングの種類 ドロップダウン リストから、DSCP または IP 優先度 のどちらかを選択します。
  3. マーキング方法 ドロップダウン リストから、マーキング方法を選択します。
  • 保存 — ビットの現在値は変更しません。Firebox では、この値に基づいてトラフィックの優先度が決まります。
  • 割り当て — ビットに新しい値を割り当てます。
  • クリア — ビットをクリア (ゼロに設定) します。
  1. 前のステップで 割り当て を選択した場合は、マーキング値を選択します。

    マーキングの種類で IP 優先 を選択した場合、0 (通常の優先度) ~ 7 (最大の優先度) の値を選択できます。

    DSCP のマーキングの種類を選択した場合は、値は 0~56 となります。
  2. トラフィックの優先順位条件 ドロップダウン リストから、トラフィックの優先順方法を選択します。
  • カスタム値 — カスタム値を使用して、トラフィックの優先順位を指定します。
  • QoS マーキング — このポリシーテンプレートの QoS マーキング設定に基づいてトラフィックの優先順位を指定します。
  1. カスタム値 を選択した場合は、 ドロップダウン リストから、優先レベルを選択します。

トラフィック優先値の詳細については、次の表を参照してください ポリシーで QoS マーキングと優先順位付けを有効化する

  1. OK をクリックします。

関連情報:

QoS マーキングについて