HTTP 応答:コンテンツ タイプ

Web サーバーから HTTP トラフィックが送信される場合は、通常 IANA メディア タイプ (以前の MIME タイプ) またはコンテンツ タイプがパケット ヘッダーに追加されます。このヘッダーには、パケット内に含まれるコンテンツ タイプが示されます。データ ストリームの HTTP ヘッダーには、このコンテンツ タイプが含まれます。これは、データが送信される前に追加されます。

ユーザーが Web サイトから要求するコンテンツのタイプによっては、ネットワークに対するセキュリティ脅威となり得るものがあります。また別の種類のコンテンツでは、ユーザーの生産性を低下させるものもあります。HTTP プロキシには、ルールセットに追加できる一般的なコンテンツ タイプのリストが含まれています。定義を追加、削除、または変更できます。

コンテンツ タイプの形式は、タイプ/サブタイプ となります。たとえば、JPEG イメージを許可するには、image/jpg をプロキシ定義に追加します。ワイルド カードとしてアスタリスク (*) を使用することもできます。すべてのイメージ形式を許可するには、image/* を追加します。

現在登録されている IANA メディア タイプのリストについては、http://www.iana.org/assignments/media-types を参照してください。

コンテンツ タイプを追加、削除、または変更する

コンテンツ タイプを追加、削除、または変更するには、Fireware Web UI から以下の手順を実行します:

  1. プロキシの 編集 ページで、プロキシ アクション タブを選択します。
  2. HTTP 応答 ドロップダウン リストから、コンテンツ タイプ を選択します。
    コンテンツ タイプ設定が表示されます。

Screen shot of the HTTP-Client Edit Proxy Action page, HTTP Response Content Types settings

  1. ルール アクションを構成します。
    詳細については、ルールを追加、削除、または変更する を参照してください。
  2. このプロキシの他のカテゴリの設定を変更する場合は、そのカテゴリのトピックを参照してください。
  3. 保存 をクリックします。

コンテンツ タイプを追加、削除、または変更するには、Policy Manager から以下の手順を実行します:

  1. カテゴリ ツリーで、HTTP 応答 > コンテンツ タイプ の順に選択します。

    ルール (簡易ビュー) リストが表示されます。

Screen shot of the HTTP Client Proxy Action Configuration dialog box, HTTP Response Content Types page

  1. ルール アクションを構成します。
    詳細については、ルールを追加、削除、または変更する を参照してください。
  2. コンテンツ タイプを追加するには、事前定義済み ボタンをクリックします。
    コンテンツ タイプを選択する ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. 追加する 1 つまたは複数の種類を選択し、OK をクリックします。
    新しいタイプがルール ボックスに表示されます。
  4. このプロキシの他のカテゴリの設定を変更する場合は、そのカテゴリのトピックを参照してください。
  5. OK をクリックします。

定義済みのプロキシ アクションを変更した場合は、 変更を保存するときに新しいアクションに設定のクローン(コピー)するようにプロンプトが表示されます。

事前に定義されたプロキシ アクションについては、次を参照してください プロキシ アクションについて

関連情報:

HTTP プロキシについて

事前に定義されたコンテンツ タイプの使用