Firebox ルート テーブルを読み取る

Firebox System Manager の ステータス レポート タブまたは Fireware Web UI の ルート システム ステータス ページで、Firebox の内部ルート テーブルをチェックすることができます。

Firebox ルート テーブルを表示する

Firebox System Manager または Fireware Web UI で Firebox ルート テーブルを参照することができます。

Firebox の内部ルート テーブルのルートは以下の通りです:

  • デバイスで実行中の動的ルート プロセス (RIP、OSPF、および BGP) から Firebox が学習するルート
  • 指定されたゲートウェイへのルートがある限り、追加された永続(静的)ネットワーク ルートまたはホスト ルート
  • ネットワーク構成情報に基づいて Firebox が自動的に作成するルート

ルート テーブル情報

ステータス レポートには 2 つのルート テーブルが含まれています。

IPv4 ルート

IPv4 静的、動的、接続済み、BOVPN 仮想インターフェイス ルートを含む、最初 100 個の IPv4 ルートが示されます。

IPv6 ルート

IPv6 静的、動的、接続済み、BOVPN 仮想インターフェイス ルートを含む、最初 100 個の IPv6 ルートが示されます。

各ルートに対して表示される情報には、以下が含まれます。

  • 送信先 — ルートの宛先 IP アドレス
  • ゲートウエイ — IPv4 ルートの場合、ルートが使用するゲートウェイ IP アドレス。
  • Genmask — IPv4 ルートの場合、宛先 IP アドレスのサブネット マスク。
  • 次のホップ — IPv6ルートの場合、ルートの次のホップの IP アドレス。
  • メトリック — ルーティング メトリック、またはルートのコスト。数値が低いほど、低コストでルートの優先度が高い。
  • インターフェイス — このルートのパケットが送信される先のインターフェイス。たとえば、インターフェイス 0 は eth0
  • フラグ — ルートの特性を示すルート フラグ

一般的なフラグには以下が含まれます:

  • U:作動しているルートを示す
  • H:ホストへのルートを示す
  • G:外部ゲートウェイを使用する IPv4 ルートまたは次のホップを使用する IPv6 ルートを示す
  • D:動的ルートを示す

ステータス レポートでは、各ルート テーブルに最大 100 個のルートが示されます。100 を超えるルートがある場合は、Fireware Web UI または CLI を使用して、ルートをフィルタリングしてリストを表示することができます。

関連情報:

トラフィックおよびパフォーマンスの統計情報 (ステータス レポート)

ルートとルーティング