ポリシー ベースの動的 NAT を構成する

ポリシー ベースの動的 NAT では、Firebox はプライベート IP アドレスをパブリック IP アドレスにマッピングします。各ポリシーの既定の構成では、動的 NAT が有効になっています。以前に無効にしていない場合、有効にする必要はありません。

ポリシー ベースの動的 NAT が正しく動作するようにするには、ポリシー プロパティの編集 ダイアログ ボックスの ポリシー タブを使用して、ポリシーが 1 つの Firebox のインターフェイスからのみトラフィック送信を許可するように構成されていることを確認します。

1-to-1 NAT ルールは、動的 NAT ルールより優先されます。ポリシーに基づく動的 NAT は、ネットワークの動的 NAT より優先されます。

Fireware v12.2 以降では、ポリシーの動的 NAT 設定でループバック インターフェイスのプライマリまたはセカンダリ IP アドレスを指定できます。これは、プロバイダーに依存しない IP アドレスのブロックがあり、これらのアドレスを特定の外部インターフェイスにバインドせずに使用したい場合に行えます。プロバイダーに依存しない IP アドレスは、NAT およびFirebox で生成されるトラフィックに使用できます。Firebox で生成されるトラフィックは、Firebox によって自己生成されます。

Firebox で生成されるトラフィックの詳細については、次を参照してください: Firebox で生成されるトラフィックのポリシーについて

ポリシー ベースの動的 NAT を無効化する

各ポリシーの既定の構成では、動的 NAT が有効になっています。

関連情報:

動的 NAT について