ホットスポット設定を構成する

Firebox で有効化するホットスポットごとに、認証要件を構成し、ホットスポット ページをカスタマイズすることができます。

このホットスポット ページは、ユーザーがホットスポットを使用する前に同意する必要がある利用規約が表示される Web ページです。ホットスポット ページに表示されるテキストを構成し、ページの外観をカスタマイズすることができます。利用規約に同意したホットスポットのユーザーを、特定の Web ページに移動するようにホットスポットを構成することもできます。

Firebox で Fireware OS v11.12 以降が実行されている場合は、Walled Garden を作成することができます。Walled Garden とは、ゲストが認証前に接続できる IP アドレス、IP 範囲、ネットワーク、およびドメイン名のリストです。たとえば、認証前のゲストを会社の Web サイトに接続できるように設定することができます。

Fireware v11.12 〜 v11.12.4 では、Walled Garden リストは認証例外と呼ばれていました。

始める前に、次のことを実行する必要があります: ホットスポットを構成する

ホットスポット認証を構成する

ホットスポットを構成する際に、ユーザーが認証なしで接続できるようにするか、または生成された認証を使用してログインすることをユーザーに要求するかを指定する必要があります。ユーザーに認証なしの接続を許可することを選択した場合は、セッションがタイムアウトした後にユーザーがホットスポットに接続できない時間を指定できます。生成された認証を入力することをユーザーに要求する場合は、ユーザー名とパスフレーズの両方を生成するか、またはパスフレーズのみを生成するかを選択することができます。

ホットスポットで認証が要求されているかどうかに関わらず、ユーザーはホットスポットを使用する際に利用規約に同意する必要があります。

有効化されているホットスポットの認証方法を変更すると、そのホットスポットで以前に生成されたユーザー アカウントはすべて直ちに削除されます。

ホットスポット ページをカスタマイズする

ホットスポット ページをカスタマイズする タブで、ホットスポット ページの以下の要素をカスタマイズすることができます:

  • ページ タイトル — ページの上部にあります。
  • ようこそメッセージ — ページのタイトルの下にあります。
  • ロゴ — ページタイトルに隣接するページの左上部にあります。ロゴ ファイルは .jpg、.gif または .png ファイルである必要があります。ロゴ ファイルにサイズ制限はありませんが、推奨サイズは 90 x 50 ピクセルです。
  • 利用規約 — ページの中央にスクロール テキスト ボックスで示されます。
    各ホットスポットのユーザーはホットスポットを使用する前に利用規約に同意するためにこのテキストの下にある 契約条件を読んで同意しますチェックボックスを選択する必要があります。
  • リダイレクト URL(Fireware Web UI) — ユーザーが利用規約に同意した後にユーザーの送信先の URL を指定します。
  • リダイレクト URL (Policy Manager) — ユーザーが利用規約に同意した後にユーザーの送信先の URL を指定します。
  • フォント および サイズ — ページに表示されるテキストのフォントとフォント サイズを選択します。
  • テキストの色 — ホットスポットのスプラッシュ スクリーン上のテキストの色。既定の色は #000000 (黒) です。
  • 背景色 — ホットスポット スプラッシュ スクリーン背景の色。既定の色は #FFFFFF (白) です。

ホットスポットを追加する際に、ページ タイトル利用規約 を構成する必要があります。その他の設定はすべてオプションです。

関連情報:

ホットスポットを構成する

ホットスポット外部ゲスト認証について

Firebox のユーザーおよびロールを管理する