集計関数
適用対象: WatchGuard Advanced EPDR
集計関数とは、複数の行からデータを集計する関数です。
高度な SQL クエリ ツールにより、以下の集計関数を使用して SQL クエリを作成することができます。
| 関数 | 説明 |
|---|---|
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count() |
テーブルの行数をカウントします。引数は 0 個で、UInt64 を返します。COUNT (DISTINCT x) 構文はサポートされません。この目的には、uniq 関数を使用します。 テーブルのエントリ数が個別に保存されないため、SELECT count() FROM table ステートメントは最適化されません。 |
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any(x) |
最初に見つかった値を選択します。クエリは、任意の順序で実行できます。毎回異なる順序で実行することも可能です。決定的な結果を得るには、any ではなく、min または max 関数を使用します。 場合によっては、実行順序が維持されます。これは、ORDER BY を使用するサブクエリから SELECT が実行される場合に適用されます。 SELECT クエリに GROUP BY 句、または少なくとも 1 つの集計関数が含まれている場合は、SELECT、HAVING、および ORDER BY 句のすべての式が集計関数で計算される必要があります。テーブルから選択された各列は、キー内または集計関数内のいずれかで使用されなければなりません。 |
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anyHeavy(x) |
頻繁に発生する値を選択します。各クエリ実行スレッド内の半分以上のケースで発生する値が存在する場合に、この値を返します。通常、結果は毎回異なります。 |
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anyLast(x) |
最後の値を返します。 |
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min(x) |
最小値を返します。 |
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max(x) |
最大値を返します。 |
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argMin(arg, val) |
最小 val 値の arg 値を計算します。val の最小値の arg の値が複数ある場合は、ツールは最初に検出された値を返します。 |
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argMax(arg, val) |
最大 val 値の arg 値を計算します。val の最大値の arg の値が複数ある場合は、ツールは最初に検出された値を返します。 |
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sum(x) |
数値の合計を計算します。 |
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sumWithOverflow(x) |
入力パラメータと同じデータ型を使用して、数値の合計を計算します。合計がこのデータ型の最大値を超える場合は、この関数はエラーを返します。 |
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avg(x) |
数値の算術平均を計算します。結果は常に Float64 となります。 |
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uniq(x) |
異なる引数値の概数を計算します。数値、文字列、日付、日時、複数の引数、タプル型引数に使用することができます。 結果が決定的に提供されます (クエリの処理順序に依存しません)。 |
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uniqExact(x) |
異なる引数値の正確な数を計算します。uniq 関数を使用することが勧められます。正確な結果が必要な場合は、uniqExact 関数を使用します。 |
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quantile(level)(x) |
level 順序の x 分位数を計算します。level は 0 〜 1 の浮動小数点定数です。 level パラメータを省略すると、既定で 0.5 が使用されます (中央値計算)。 この関数は数値、日付、日時を取り、以下を返します。
この関数の精度は比較的低いと考えてください。精度を最大限に高めるには、quantileExact(level)(x) を使用します。 結果は非決定的です (クエリの処理順序によって異なります)。 |
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quantileExact(level)(x) |
level 順序の分位数を正確に計算します。 |
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median(x) |
数値データ サンプルの中央値を計算します。 |
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varSamp(x) |
ランダム変数の分散の不偏推定値を表します。引数として渡される値は、全母集団のサンプルを表します。関数は Float64 を返します。 |
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varPop(x) |
引数として渡された母集団の分散を計算します。 |
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stddevSamp(x) |
ランダム変数の標準偏差の不偏推定値を表します。引数として渡される値は、全母集団のサンプルを表します。関数は Float64 を返します。 |
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stddevPop(x) |
引数として渡された母集団の標準偏差を計算します。 |
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covarSamp(x, y) |
2 つのランダム変数の共分散の不偏推定値を表します。引数として渡される値は、全母集団の 2 つのサンプルを表します。関数は Float64 を返します。 |
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covarPop(x, y) |
2 つのランダム変数の共分散を計算します。引数として渡される値は、2 つの母集団を表します。関数は Float64 を返します。 |
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corr(x, y) |
ピアソン相関係数を計算します。 |