関連トピック
レポートを Report Manager で表示する
Firebox と WatchGuard サーバーの両方で、Report Server で生成されるようにスケジュールした使用可能なレポートを表示することができます。Firebox では、クライアントあたり、オンデマンド、または カスタム時間範囲 のレポートを生成することもできます。デバイスとサーバーで異なるレポートを使用できます。IP アドレス、ホスト名、またはユーザー名を含む任意のレポートをクリックすると、選択したアイテムに関する詳細レポートを表示することができます。レポートは、エクスポートしたユーザーのローカル タイム ゾーンで表示されます。
デバイスの使用可能なレポートを表示する
デバイス レポートでは、日次または週次の使用可能なレポートを表示したり、クライアント別やオンデマンドのレポートを生成したり、レポートにカスタム時間範囲を指定したりすることができます。レポートを開いた後に、レポート ピボット ドロップダウン リストを使用してレポート データのビューを絞り込んだり、各レポートのリンクを使用してより詳細なその他のレポートにアクセスしたりすることができます。
デバイスのレポート ページの上部には、レポートの主なカテゴリのタブがあります。デバイス レポートの 使用可能なレポート カテゴリには、以下が含まれます。
- ダッシュボード — アプリケーションの使用状況、ブロックされたアプリケーション、上位帯域幅、上位接続
- トラフィック — パケット フィルタ トラフィック、プロキシ トラフィック、外部インターフェイスの帯域幅、VPN 帯域幅
- Web — 最もアクティブなクライアント、最も使用頻度の高いドメイン、Web 監査、Web アクティビティのトレンド
- メール — SMTP、POP3
- サービス — GAV、IPS、WebBlocker、RED
- デバイス — 拒否されたパケット、アラーム、ユーザー認証、監査証跡、DHCP リース アクティビティ
- 詳細 — アラーム、拒否されたパケット(クライアント)、POP3、SMTP、Web 監査、WebBlocker、URL 詳細
- 準拠 — アラームの概要、監査証跡、拒否されたユーザー認証レポート、Gateway AntiVirus の概要、Intrusion Prevention の概要
デバイス ページの左側には、対話型レポート カレンダーで選択した日付の日次および週次のレポートとして生成された使用可能なレポートのリストがあります。別の日に使用可能なレポートを確認するには、カレンダーで別の日付を選択します。使用可能なレポート リストが更新され、その日のレポートが取得されます。レポートの生成日がカレンダー上で灰色に強調表示されます。日付が灰色のボックスで囲まれていない場合、その日に作成されたレポートはありません。
レポート概要ウィジェットや完全に 使用可能なレポート ページでは、ピボット ドロップダウン リストを使用して、各々のレポートの種類について選択したカテゴリで使用可能なすべてのデータを確認することができます。ピボットによって、多くの異なるレポートの種類の構成で任意のレポートのレポート データを確認できます。たとえば、アプリケーションの使用状況 レポートでは、既定のレポート データ ビューは ユーザー別の上位アプリケーション です。アプリケーションの使用状況レポートのピボット ドロップダウン リストから、ホスト別の上位アプリケーション、アプリケーション別の上位ユーザー、アプリケーション別の上位ホスト を選択することもできます。ピボット ドロップダウン リストで選択する各オプションによって、レポート データを別の方法で確認することができます。また、レポート データを ダッシュボード に表示する際、ホスト別とユーザー別のいずれの表示を行うかを選択することもできます。
ネットワークをモニタするアプリケーションからのトラフィックなど、Firebox が認証していない発信元からのトラフィックがあった場合、レポートではユーザーが 不明 であると表示されます。レポートに 不明な ユーザーが含まれる場合、ユーザー のデータではなく ホスト のデータをピボットとしてレポートを生成すると便利です。
ダッシュボード ページで、ピボット レポートにデータが ヒット数 別および MB (メガバイト) 別に表示されます。レポート内のそれぞれのヒットは 1 つの接続を表します。たとえば、アプリケーションの使用状況レポートの HTTP カテゴリに 20,000 ヒット とある場合、選択された Firebox がレポートに含まれる期間に Web トラフィックの HTTP 要求を 20,000 受信したことを意味します。帯域幅レポートには、バイト数 別に接続が含まれ、ダッシュボード ページのピボット レポートに MB 単位で表示されます。受信したバイト数は、内部クライアントがダウンロードした情報を表します。送信したバイト数は、内部クライアントがアップロードした情報を表します。
使用可能なレポートを確認するには、以下の手順に従います。
- Report Manager メニューから、デバイス を選択します。
デバイス ページが表示されます。 - デバイス リストで、デバイスを選択します。
選択したデバイスに、ダッシュボード タブが選択された状態で 使用可能なレポート ページが表示されます。
- 使用可能なレポート セクションで、日次 または 週次 から確認するレポートの種類に対応するタブを選択します。
使用可能なレポートがあるカレンダー上の日付が強調表示されます。 - カレンダーで、レポートの日付を選択します。
レポート概要ウィジェットとレポートのリンクが更新され、その日のレポート情報が表示されます。 - ダッシュボード タブの最上部で、ホスト または ユーザー をクリックして、ログ メッセージ内のデータをピボット レポートに表示する方法を指定します。
この設定は、次に選択するレポートにも保存されます。 - そのタブの任意のカテゴリで別のレポートの概要データを確認するには、レポートの レポート ピボット ドロップダウン リストで別のレポートの種類を選択します。
更新されたレポート概要の情報がレポート概要ウィジェットに表示されます。
- 別のカテゴリの概要レポート データを確認するには、そのカテゴリのタブを選択します。
- ダッシュボード
- トラフィック
- Web
- メール
- サービス
- デバイス
- 詳細
- 準拠
- 使用可能なレポート リストで完全なレポートを確認するには、青色のレポート リンクを選択します。
選択したレポートが表示されます。
- 選択したレポートのカテゴリを別の方法で確認するには、レポート ピボット ドロップダウン リストで別のレポート オプションを選択します。
レポートの概要を示したグラフとレポートの詳細リストが更新されます。 - レポートの詳細リストのアイテムに関する詳細情報を確認するには、+ をクリックしてアイテムを展開します。
クライアント情報を含むレポートでは、クライアントの詳細リンクをクリックして、そのクライアントのクライアント別のレポートを開くことができます。
クライアント別レポートの詳細については、次を参照してください:クライアントあたりのレポートを作成する。 - 任意のデバイスのレポートのメインページに戻るには、ブレッドクラムでデバイス名をクリックします。
サーバー レポートを表示する
サーバー レポートのカテゴリには、BUM レポート、認証監査、 監査概要、監査詳細 があります。BUM (Boxes Under Management) レポートは、Management Server のみで使用できます。管理下にあるデバイスの情報以外に、BUM レポートには Management Server が管理するすべての VPN トンネルのデータが含まれます。
サーバー レポートを表示するには、以下の手順に従います。
- 左側のナビゲーション メニューの レポート セクションから、サーバー を選択します。
サーバー ページが表示されます。 - サーバー リストから、サーバーを選択します。
選択したサーバーのサーバー レポート ページが表示されます。Management Server を選択すると、BUM レポート タブが選択されます。
- タブを選択すると、そのカテゴリのレポートが表示されます。
- BUM リポート
- 認証の監査
- 監査の概要
- 監査の詳細
- レポート データに別の日付を選択するには、日付 テキスト ボックスにカーソルを移動させます。
日付の選択カレンダーが表示されます。
- カレンダーで新しい日付を選択します。
レポートのデータが更新されます。