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POP3 プロキシ:コンテンツ タイプ

電子メール メッセージ、そして任意の添付ファイルに MIME メッセージを表示するため、電子メールのヘッダーに コンテンツ タイプ ヘッダーが含まれています。コンテンツ タイプ、あるいは MINE タイプは、メッセージが含むメディアの種類をコンピュータに示します。電子メールに含まれる特定ののコンテンツの種類は、ネットワークに対するセキュリティの脅威となる場合があります。また別の種類のコンテンツでは、ユーザーの生産性を低下させるものもあります。

POP3 プロキシを有効にして自動的に電子メールとその添付ファイルのコンテンツ タイプを検出することができます。このオプションを有効にしない場合、POP3 プロキシはコンテンツ タイプに対して電子メールのヘッダーに記載された値を使用しますが、クライアントがこれを正しくないものに設定している場合もあります。ハッカーは、実行可能ファイルを他のコンテンツ タイプに偽装することが多いので、インストールをより安全なものにするために、WatchGuard はコンテンツの種類の自動検出を有効にすることを推奨します。

たとえば、添付された .pdf ファイルに application/octet-stream というコンテンツ タイプが設定されている可能性があります。コンテンツ タイプの自動検出を有効にすると、POP3 プロキシは .pdf ファイルを識別し、実際のコンテンツ タイプ、application/pdf を使用します。プロキシがコンテンツを検査した後もコンテンツ タイプを識別しない場合は、コンテンツ タイプの自動検出が有効でない場合と同様に、電子メールのヘッダーに設定された値が使用されます。

電子メール コンテンツおよび添付ファイル(これには、.ZIP と .GZIP 圧縮アーカイブ ファイルが含まれる)にあるコンテンツ タイプに基づいて、アクションを実行するルールを追加、削除、変更することができます。コンテンツをフィルタするオプション、さらには指定した基準に一致しないコンテンツ タイプに取るアクションも設定できます。POP3 サーバー プロキシ アクションには、受信コンテンツをフィルタするオプションを設定します。POP3 クライアント アクションには、送信コンテンツをフィルタするオプションを設定します。

MIME の種類を指定するとき、必ず type/subtype のフォーマットを使用するようにしてください。たとえば、JPEG 画像を許可する場合、image/jpg を追加します。ワイルド カードとしてアスタリスク (*) を使用することもできます。すべてのイメージ形式を許可するには、一覧に image/* を追加します。

自動検出のコンテンツの種類を指定します:

  1. POP3 プロキシ アクション構成で、添付ファイル > コンテンツ タイプ の順に選択します。
  1. コンテンツの種類を判別するために、コンテンツを検査するPOP3 プロキシを有効にするには、コンテンツの種類の自動検出を有効にする チェック ボックスをオンにします。
    これをオンにしない場合、POP3 プロキシは電子メールのヘッダーに設定されている値を使用しますが、クライアントがこれを正しくないものに設定している場合もあります。
  2. ルール アクションを構成します。
    詳細については、次を参照してください:ルールを追加、削除、または変更する
  3. このプロキシの他のカテゴリの設定を変更する場合は、そのカテゴリのトピックを参照してください。
  4. 設定を保存します。

定義済みのアクションを変更した場合は、 変更を保存するときに新しいアクションに設定の複製(コピー)するようにプロンプトが表示されます。

事前に定義されたユーザー アクションについては、以下を参照してください: プロキシ アクションについて.

関連情報

POP3 プロキシについて

事前に定義されたコンテンツの種類の使用

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