関連トピック
構成履歴の定義とコメント設定の変更
WatchGuard 管理サーバー は、すべての完全管理デバイスと管理下のすべてのデバイス構成テンプレートの構成ファイルを保存します。完全管理デバイスの構成を変更すると、管理サーバー はデバイスから構成ファイルをダウンロードし、そのコピーを保存します。デバイス構成テンプレートを変更すると、管理サーバーはテンプレートのコピーを保存します。保存したデバイス構成ファイルまたはテンプレートそれぞれの履歴には、改訂番号、タイムスタンプ、変更を行ったユーザー、監査の変更コメント、デバイスまたはテンプレートのOSのバージョンが含まれます。
デバイスを完全管理モードから基本管理モードに変更する場合、 管理サーバーt に保存済みの構成履歴はサーバーに残りますが、それ以後行われるデバイス 構成ファイルへの変更は保存されません。デバイス構成テンプレートを削除すると、テンプレートの履歴も削除されます。
完全管理デバイスとデバイス構成テンプレート用に 管理サーバー が保存する構成ファイルの数を制限し、ファイル数か 管理サーバー 上でファイルが使用できる合計ディスク領域のいずれかにより、保存するファイル数を指定することができます。構成ファイルまたはテンプレートに加えた変更に関し、ユーザーがコメントを残すように求めたり、ユーザーがその変更に関するコメントに必ず含めなければならない詳細について、ユーザーに表示されるメッセージを指定することもできます。
ログオン時の免責事項 機能を有効にして、管理者がログインして管理サーバーに構成の変更を加える前に、あなたが指定する利用条件に同意させることができます。
ログオン時の免責事項の設定を構成する際には、ログオン時の免責事項 ページのタイトルとメッセージ テキストを指定することができます。ログオン時の免責事項にカスタム ロゴを選択することもできます。選択する画像ファイルは JPG、GIF あるいは PNG ファイルのいずれかで、200 × 65 ピクセル以下でなければなりません。
ログオン時の免責事項機能を使用できるのは WatchGuard Management Server v11.9.3 以降に限られます。
ログオン時の免責事項機能が有効にされた状態で、管理者が WSM を開き、管理サーバーに接続し、ログインすると、ログオン時の免責事項 ページが表示されます。管理者がログオン時の免責事項に同意しなければ、管理サーバーに接続することができません。この条件に同意しないとサーバーに接続できず、ログイン ページにリダイレクトされます。
構成履歴の保存、ファイルへの変更に関するコメントやログオン時の免責事項に対する設定を定義するには、次の手順に従います:
- サーバー ツリーにて、Management Serverを選択します。
- 構成管理 タブを選択します。
構成管理ページが表示されます。
- 各デバイスに保存するファイル数を指定するには、構成履歴記憶制限 チェックボックスを選択してください。
- 保持 テキスト ボックスに、選択した任意の値を入力してください。指定した値が、各完全管理デバイスまたはテンプレートに保存されます。
- ドロップダウン リストからオプションを選択します。
- 改訂 — 履歴には指定数のファイルだけが含まれます。
- MB — 履歴には、管理サーバー上のディスク領域に指定した MB までのファイルが含まれます。
- 構成ファイルまたはテンプレートへの変更をユーザーが保存する際にコメントを残すよう求めるには、ユーザーが Fireware XTM デバイスに保存する際にコメントの入力を求める チェックボックスを選択します。
- コメント テンプレート テキストボックスに、ユーザーがコメントに含めなければならないテキストの説明を入力します。
- ログオン時の免責事項機能を有効にするには、ログオン時の免責事項機能の有効化 チェックボックスを選択します。
- ページ タイトル テキスト ボックスで、ログオン時の免責事項 ページに表示されるタイトル テキストを入力します。
- 免責事項メッセージを指定 テキストボックスで、免責事項メッセージの文面を入力するか貼り付けます。
- カスタム ロゴを免責事項メッセージに追加するには、次の手順に従います:
- カスタム ログの使用 チェックボックスをオンにします。
- アップロード をクリックし、画像ファイルを選択します。
- OK をクリックします。
- 変更内容を保存するには、適用 をクリックします。
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