関連トピック
デバイスをアクティブ化する
Management Server から実行する RapidDeploy プロセスの次のステップは、Firebox のアクティブ化です。アクティブ化を完了するには、デバイス リストを作成して Deployment Center にインポートし、デバイス リストにある Firebox をアクティブ化します。このデバイス リストは UTF-8 でエンコードされた以下のフォーマットの CSV ファイルです: デバイス シリアル番号、デバイスのわかりやすい名前、Management Server IP アドレス。
デバイス リストをインポートする
Deployment Center から CSV ファイルをダウンロードし、デバイス リストのテンプレートとして使います。Microsoft Excel や Apple Numbers などのスプレッドシート プログラムでテンプレート CSV ファイルを開き、リスト内のデータを消去して、Firebox と Management Server の詳細を正しく入力し直すことができます。テンプレート ファイルを使う場合も、CSV ファイルを独自に作成する場合も、必ず CSV ファイルにヘッダー行を含めてください。テンプレートの CSV ファイルには次のヘッダー行が含まれています: デバイスのシリアル番号、デバイスのわかりやすい名前、Management Server IP アドレス。1 つのデバイス リスト CSV ファイルには、50 の Firebox のみ含めることができます。Management Server の 配布 IP アドレス リストに複数の IP アドレスがある場合は、必ずリストの最初の IP アドレスを使用してください。CSV ファイルのヘッダー行に含まれる デバイスのわかりやすい名前 とは、WatchGuard System Manager の デバイス フィールドに表示される各デバイスに固有の名前です。また、WatchGuard Web サイトでアカウントのデバイスを識別するためにこの名前が使われます。デバイスごとに異なる、わかりやすい名前を使用する必要があります。アクティブ化されたデバイスについては、WatchGuard Portal の 製品の詳細 ページでわかりやすい名前を変更することができます。詳細については、次を参照してください:マイ製品 ヘルプ
デバイス リスト CSV ファイルを作成したら、Deployment Center にインポートし、RapidDeploy を使用してデバイスをアクティブ化できます。デバイス リストのインポートが完了する前にブラウザを閉じると、デバイス リストもエラーメッセージもすべて Deployment Center から消去されてしまい、インポートプロセスをやり直さなければなりません。
テンプレートをダウンロードして CSV ファイルを作成するには、以下の手順を実行します:
- WSM を開き Management Server に接続します。
- ファイル > RapidDeploy > Deployment Center の順に選択します。
WatchGuard Deployment Center が、デフォルトのウェブブラウザで起動します。
- Deployment Center で、RapidDeploy > デバイスのアクティブ化 の順に選択します。
デバイスのアクティブ化 ページが表示されます。
- リンクをクリックしてサンプル CSV ファイルをダウンロードし、わかりやすい名前を付けてコンピュータに保存します。
- CSV ファイルを開き、RapidDeploy によってアクティブ化する各デバイスについて、シリアル番号、デバイスのわかりやすい名前、およびこのデバイスの管理に使用する Management Server の IP アドレスを入力します。
デバイス リストをインポートする前に、CSV ファイルに指定した Management Server が Deployment Center に登録されていることを確認してください。Management Server の IP アドレス指定に誤りがある場合、またはデバイスを管理する Management Server がまだ登録されていない場合は、インポートプロセスが完了した後にエラーメッセージが表示されます。Management Server の登録を確認する方法の詳細については、次を参照してください:Management Server の登録を確認する。
また、CSV ファイルに含めた各 Firebox デバイスに、Management Server が正しく指定されていることを確認してください。すでに別の Management Server に割り当てられているデバイスを CSV ファイルに含めてインポートした場合、そのデバイスは再登録されます。新しい Management Server の IP アドレスを使ってそのデバイス用に新しい配備パッケージが作成され、Deployment Center にある最初の配備パッケージは新しいパッケージに置き換えられます。
デバイス リストをインポートするには、デバイスのアクティブ化 ページで、以下の手順を実行します:
- 参照をクリックし、作成した CSV ファイルを選択します。
- インポート をクリックします。
デバイス リストが Deployment Center にインポートされます。デバイス リストに多数のデバイスが含まれている場合は、CSV ファイルのインポートに時間がかかることがあります。
デバイス リストのインポートが完了すると、Deployment Center は CSV ファイルに含まれているデータを調べて、データが正しいことを確認します。デバイスのシリアル番号が正しく入力されていない場合や、登録されていない Management Server の IP アドレスが含まれている場合は、ファイル インポートの完了後にエラーが表示されます。
インポートしたデバイス リストの CSV ファイルに問題がある場合は、デバイスのアクティブ化 ページにエラー リストが表示されます。エラー リストには、CSV ファイル内でエラーが発生した行と、エラーの説明が含まれます。CSV ファイルにエラーが見つかった場合は、エラーを修正してファイルをもう一度インポートできます。
エラーを含むデバイス リスト CSV ファイルの例。
インポートが正常に完了すると、デバイスのアクティブ化ページにはデバイス リストが表示されます。このリストを調べて、必要なデバイスがすべてインポートされていることを確認します。
インポートに成功したデバイス リスト CSV ファイルの例。
デバイスをアクティブ化する
デバイス リスト CSV ファイルのインポートが正常に完了したら、デバイス リストに含まれている Firebox をアクティブ化することができます。
- エンドユーザー ライセンス契約の条件に目を通します。
- エンドユーザー ライセンス契約の条件に同意する チェックボックスを選択します。
- XTM デバイス リストの情報を確認します。
- Activate をクリックします。
Deployment Center は、デバイス リストにあるデバイスをアクティブ化し、まだアクティブ化されていないデバイスがあればそれらもアクティブ化します。
アクティブ化が完了する前にブラウザを閉じると、デバイス リストもエラーメッセージもすべて Deployment Center から消去されてしまい、インポートプロセスからやり直さなければなりません。
デバイスのアクティブ化プロセスが正常に完了すると、配備ステータス ページには配備したすべてのデバイスが一覧表示されます。
配備ステータス ページおよび Firebox をアクティブ化した後に実行する手順の詳細については、次を参照してください:デバイスの配備ステータスを確認する。
関連情報
Deployment Center および RapidDeploy を Management Server から使用する